ペースが失われたことを不思議に思っていたヴァルテリ・ボタスは、「ルイスとは異なるマシン」だったことを明らかにした。
ヴァルテリ・ボタスは、カタールGPの週末を順調にスタートした。金曜フリー走行ではトップタイムを記録し、土曜フリー走行では他のドライバーとの差が縮まったが、勢いは衰えなかった。
しかし、予選になるとボタスはチームメイトのルイス・ハミルトンよりも0.6秒以上遅く、3位に終わった。
その後彼は、ペースが失われたことに少し驚いたと認めた。
そして日曜日、ボタスはその理由を見つけたと記者団に語った。
ヴァルテリ・ボタス
「理由はわかったが、詳細は話せない。僕のマシンは(金曜日と)全く同じではなかったし、ルイスのマシンとも同じではなかった。2台のマシンの間には、いくつか違いがあった」
ボタスは日曜のレースをリタイヤしたが、ハミルトンは堂々たる優勝を果たした。ハミルトンは、残り2戦でマックス・フェルスタッペンとの差を8ポイントに縮めた。
コンストラクターズ・チャンピオンシップでは、メルセデスが5ポイント差でレッドブルをリードしている。
「僕らは調子がよい。これを続けなくてはならない」
ボタスは、メルセデスは高速コーナーの多いトラックに対応する新しい方法を見つけたと語る。
「多くのことを学んだし、そういった場所に対してマシンをうまく調整できるようになった」
「このトラックは僕らにとって有利だった。だからサウジアラビアでも同じことが続いてほしい」
ハミルトンは2連勝したが、それまでのメルセデスは、モナコからメキシコまでの14戦で3回しか優勝していなかった。
-Source: Ilta Sanomat
メルセデス「ハミルトンがカタールであれほど先行した理由がわからない」