セルジオ・ペレス、レッドブルと2022年まで契約延長:チーム公式発表

レッドブル・レーシング・ホンダは、セルジオ「チェコ」ペレスとの契約を延長し、2022年のF1シーズンもチームに留まることを発表した。

チェコは2021年シーズンにレッドブル・レーシング・ホンダに加わり、移籍後2戦目のエミリア・ロマージャGP予選でフロント・ローを獲得して強い印象を与えた。

最初の5戦で4回トップ5でフィニッシュしたチェコは、経験豊富なレース技術と一貫性を発揮し、いつもポイントを獲得していたが、6戦目のアゼルバイジャンGPで初優勝を果たした。チェコは、接戦が演じられている2021年コンストラクターズ・チャンピオンシップ争いにおいて重要な役割を果たしている。

マックス・フェルスタッペンが2023年末までレッドブルと契約しているためチームは安定したドライバー・ラインアップを擁しているが、これは、F1の新時代に向かう中で重要である。

クリスチャン・ホーナー(レッドブル・レーシング・ホンダCEO兼チーム代表)

「チェコはチームから非常に尊敬されているメンバーであり、彼の経験とレース技術は、我々がコンストラクターズ選手権を戦う上で非常に貴重なものだ。彼はスムーズにチームに溶け込み、シーズン前半の彼のパフォーマンスには感銘を受けたし、我々のマシンにおける彼の能力を証明している。来年は、規約とマシンが完全に改訂された新しい時代のF1に移行する。200戦以上のレース経験と10年以上の経験を持つチェコは、チームがこの移行期を乗り切り、RB18を最大限に活用するために不可欠な役割を果たしてくれるだろう。我々の現在の関心は、2021年のシーズンを可能な限り上位で終えることにあり、チェコが移籍後最初の成功を収めることを楽しみにしている」

セルジオ・ペレス

「レッドブルのような素晴らしいチームと一緒に、新しい時代のF1に参戦できることを本当に嬉しく思うし、僕にとって素晴らしいチャンスだ。新しい規約が導入される来年は、誰もがゼロからのスタートとなるので、僕の唯一の目標は、レッドブルでトップを目指すことだ。新しいチームに移籍すると、すべてを把握するのに時間がかかるものだが、今シーズンはうまくいっているし、レッドブルファミリーの一員であることをとても楽しんでいる。結果を出すために懸命に働いてきたので、チームが僕の将来を信じてくれるのは素晴らしい。僕らは一緒に達成すべきことがたくさんあるし、今シーズンはまだ大きなチャレンジが残っているので、今年を最高の状態で終えて、その勢いを2022年につなげたい。世界中のすべてのサポーター、特にメキシコのサポーターに感謝したい。スポンサーからファンまで、僕がレッドブルに加わって以来、とても熱心に応援してくれているので、頂点に立ってタイトルを獲得することで、彼らに報いたいと思う」

-Source: Red BUll Racing Honda