ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)

ピエール・ガスリーはレッドブル・ファミリー以外のチームからも声がかかっているが、今後どうするかはレッドブルが決めることだと語っており、岐路に立たされている。

フランス人のピエール・ガスリーは、2017年トロ・ロッソでF1デビューを果たした。2019年にレッドブルに昇格したが、2019年第13戦ベルギーGPからトロ・ロッソに戻され、当時の彼はこれを「ショッキング」な移籍と呼んだ。

2020年の最終戦アブダビGP以降は、完走したすべてのレースでポイントを獲得しているガスリーは、豊かな才能を開花させている。しかし、2022年レッドブルに昇格するのかアルファタウリに残留するのか、あるいは他チームに移籍するのかは不明である。

彼は「正直なところ、現時点ではわからない。レッドブル、特にヘルムート(ヘルムート・マルコ)と話し合うことになるだろう」と述べた。

「ヘルムートの考えはわからない。チームが、僕をレッドブルに戻したいのか、アルファタウリに留めたいのか、あるいは他のチームに放出するつもりがあるのか、わからない」

ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
ピエール・ガスリー、今季は完走したすべてのレースでポイントを獲得している。

他チームから関心を寄せられているのかという質問に、ガスリーはこれを認めたが、現在、総合5位のアルファタウリのために結果を出すことに集中していると続けた。

「そう、関心はある。最善を尽くそうとしているし、僕のポテンシャルを見せようとしている。アルファタウリで全力を尽くそうとしている。今、僕らがやっていることや、チームはとてもよいと思う。チームのために、今年はコンストラクターズ・チャンピオンシップで最高結果を手にしたいと願っている。チームがF1に参戦してから最高の結果を」

「それが個人的な目標だし、その目標が達成できれば、一番魅力的な選択肢が何かを考えることができるだろう。最終的に、レッドブルの判断になる。一緒に何をするかについて話し合いが進むだろう」

ピエール・ガスリーはオーストリアGPで9位になり、ドライバー総合順位9位につけている。9戦終わって、8位のダニエル・リチャルドとの差は1ポイントである。

-Source: The Official Formula 1 Website
2021年06月10日
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