オリバー・ベアマン(ハース)

マネーグラム・ハースF1チーム、オリバー・ベアマンと契約
イギリス人ルーキー、2025年、アメリカのチームでフルタイムのF1シート獲得

マネーグラム・ハースF1チームは、イギリスのオリバー・ベアマンと2025年のFIAフォーミュラ1チャンピオンシップから始まる複数年契約で、アメリカチームから参戦する契約を結んだ。

スクーデリアフェラーリ・ドライバーアカデミーのメンバーである19歳のベアマンは、現在、チームの公式リザーブドライバーを務めながら、プレマレーシングからFIAフォーミュラ2チャンピオンシップに参戦している。ベアマンは、先週末にオーストリアで開催されたスプリントレースで2024年シーズン初優勝をあげた。彼は2023年素晴らしいルーキーシーズンで4勝をあげている。

ベアマンは、スクーデリアフェラーリのリザーブドライバーとして、3月にサウジアラビアでカルロス・サインツの代役としてF1デビューを果たし、F1史上3番目に若いレーサーとなった。当時18歳だったチェルムスフォード出身のベアマンは、土曜日から急遽フェラーリSF-24のステアリングを握り、フリー走行1回で午後の予選を11番で通過し、日曜日のレースでは、成熟したパフォーマンスで7位フィニッシュ、見事にポイントを獲得、ドライバー・オブ・ザ・デイに選ばれた。

小松礼雄(ハースF1チーム代表)、オリバー・ベアマン、ジーン・ハース(ハースF1チームのチームオーナー)
小松礼雄、オリバー・ベアマン、ジーン・ハース

オリバー・ベアマン

「僕にとってこの契約がどれほどの意味を持つか、言葉にするのは難しい。マネーグラム・ハースF1チームのF1ドライバーになると声を大にして言えることを、とても誇りに思う。子供の頃に夢見たことを実現できる数少ない人のひとりになれることは、本当に信じられない。ジーン、アヤオ(礼雄)、そしてハースの皆さん、僕を信じて、チームのドライバーとして信頼してくれてありがとう。メキシコで初めて会ったときから、皆さんと一緒に仕事をするのが本当に楽しかったし、これから一緒に楽しむのが待ちきれない。そして、将来もっと多くの瞬間を一緒に過ごせたらいいなと思っている。フレッド、マルコ、ジョック、アレッサンドロ、そしてスクーデリアフェラーリ・ドライバーアカデミーの皆さん、皆さんがいなければ、僕はここにいなかっただろう。この素晴らしいチャンスのために、F4時代から準備をしてくれてありがとう、僕が持っているすべてを捧げるつもりだ」

小松礼雄(ハースF1チーム代表)、オリバー・ベアマン

小松礼雄(ハースF1チーム代表)

「オリバー・ベアマンのような才能ある若手ドライバーに、F1で初のフルタイムのシートを与えることができるのは、とてもエキサイティングなことだ。彼はスクーデリアフェラーリ・ドライバーアカデミーの指導の下、信じられないほど成熟したドライバーに成長した。サウジアラビアGPに出場するために土壇場で呼び出されたとき、世界はそれを目の当たりにした。オリバーは、その任務に十分な備えをしていることを証明した。過去2シーズンのFP1セッションでハースのマシンに彼を乗せ、我々自身もそれを目の当たりにした。ドライバーとして彼をさらに成長させ、マシンの内外で彼の才能の恩恵を受けるのを楽しみにしている。オリバーは素晴らしい人物であり、FP1週末に彼が参加してくれることは、チームにとって非常に歓迎すべきことだ。今、我々はこの関係が長期にわたることを知っている。それは関係者全員にとって前向きなことだ」

ジーン・ハース(ハースF1チームのチームオーナー)

「オリバー・ベアマンにF1でフルタイムで走る機会を与えることができて嬉しく思う。サウジアラビアでの活躍だけでなく、チームとの関係を築いてきた時間からも、彼は間違いなく期待の新人だ。彼がドライバーとしてどのように成長していくか個人的に楽しみにしているし、来シーズン以降もマネーグラム・ハースF1チームで活躍してくれるのを楽しみにしている。チームにとって、これはエキサイティングな時期だ。オリバーの契約は、我々が最高レベルで競争を続ける中で、トラック内外で才能あるドライバーに投資し続けることを示している」

-Source: Haas F1 Team

オリバー・ベアマン(ハース)

2024年03月10日




オリバー・ベアマン(ハース)