ジェンソン・バトン(マクラーレン)

元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンは、2009年末にマクラーレンに移籍した際に、ブラウンGPの上司のひとりから怒鳴られたことを明らかにした。

ジェンソン・バトンとブラウンGPは、2008年末にF1から撤退したホンダチームの灰の中から蘇り、2009年におとぎ話のようなダブルチャンピオンを達成した。

バトンは、2010年シーズン前にマクラーレンと契約し、その後メルセデスとなったチーム*との7年間(2003年から2009年)の関係に終止符を打った。<* BAR→ホンダ→ブラウンGP→メルセデス>

バトンは、"High Performance Podcas" で、この移籍が「クレイジー」だと言われたことを説明した。



ジェンソン・バトン

「2009年にワールドチャンピオンを獲得した後、マクラーレンに移籍した」

「世間は、ルイス・ハミルトンがいるマクラーレンに移籍するのはクレイジーだと言っていたし、ロス・ブラウンもそう言っていた」

「2009年末にチームを去ることを伝えた。当時、ロス・ブラウンとともに上司のひとりだったニック・フライに話したところ、簡単に言うと、怒鳴りつけられた」

「彼のオフィスに入り、チームを去るつもりだと伝えると、彼は私を怒鳴りつけた。本当に気まずい状況だったので、僕は笑い始めた」

「彼がとても攻撃的だったので、なんとなく同情してしまった。彼は僕を見て『なんで笑うんだ?』と言っていた。これは予想していなかった状況だった」

「ロスに話した時は、彼はとても友好的だった。そして『ルイスと組むなんて、最大の間違いを犯すことになると思う』と言った」

「僕は『これはすごい』と思った。このチームではたくさんのポジティブなエネルギーを得ていたが、こういうことも起きる。次の年の契約もなかったし、自分のための場所だとは思えなかったが、マクラーレンはそうだった」

-Source: GPFans