
メルセデス、2022年のF1ドライバーラインナップを発表
メルセデスAMGペトロナスF1チームは7日、技術規約の新時代を迎える2022年のF1シーズンから、7度の世界チャンピオンに輝いたルイス・ハミルトンのチームメイトとしてジョージ・ラッセルを起用することを発表した。
今回の決定は、メルセデスで(今季も入れて)5シーズンにわたり大成功を収めたヴァルテリ・ボタスが、来年アルファロメオ・レーシングに移籍するというニュースに続くもの。ヴァルテリは2017年にメルセデスに加わり、これまでにレース優勝9回、表彰台54回、ポール・ポジション17回を獲得している。
彼は、メルセデスが2017年以降、4回のコンストラクターズ・ワールドチャンピオンシップで優勝する上で極めて重要な役割を果たしており、ルイス・ハミルトンとのパートナーシップは、F1の歴史において最も成功したものの一つとして記録されるだろう。
ヴァルテリの後継者は、2017年にメルセデス・ヤングドライバープログラムに加わった23歳のジョージ・ラッセルである。ジョージはその年のGP3シーズンでチャンピオンシップを獲得し、翌年、FIAフォーミュラ2でチャンピオンになった。そして2019年ウィリアムズからF1デビューを果たした。
ウィリアムズでの3シーズンの間、彼の仕事ぶりとパフォーマンスは印象的だった。彼はメルセデスとの長期契約を結び、今では、ルイス・ハミルトンとともにメルセデスでキャリア開発を続ける準備ができている。

ジョージ・ラッセル
「個人的にも職業的にも特別な日だが、同時に複雑な感情を抱く日でもある。来年メルセデスに移籍することは大きなキャリアステップであり、興奮と恐れ多さを感じているが、それと同時に、ウィリアムズのチームメイトや友人たちに別れを告げることにもなる。チームのすべてのメンバーと一緒に働くことができ、F1でウィリアムズの名前を代表することができて光栄だった。2019年に加わって以来、僕たちはお互いを前進させ、チームを本来あるべきグリッド順位に戻すために、たゆまぬ努力を続けてきた。すべての予選順位、すべてのポイント、そしてコンマ1秒のために争ってきた。どんなに厳しい状況にあっても、誰もあきらめずに戦ってきたことに、日々刺激を受けている。全身全霊をレーシングに捧げているチームでのすべての瞬間を愛してきた。そして、可能な限り最高の形で僕たちの物語を終わらせるために、これまで以上に頑張りたい」
「来シーズンに向けて、今からワクワクしていないと言えば嘘になるだろう。これは大きなチャンスであり、両手でつかみたいチャンスだ。しかし、その挑戦の大きさについては、幻想を抱いていない。それは急な学習曲線になるだろう。ヴァルテリは高いハードルを設定し、毎週毎週、一貫して成果を上げ、優勝やポールポジションを獲得し、複数のチャンピオンシップタイトル獲得に貢献してきた」
「僕の目標は、トト、チーム、取締役会が僕に託してくれた信頼に報いることであり、チームの成功を継続するために、自分の役割を果たすことであり、新しいチームメイトに誇らしく思ってもらうことだ」
「もちろん、僕が思うに、新しいチームメイトは、史上最高のドライバーだ。ゴーカート時代からルイスを尊敬してきた。トラック内外でお手本となる人物から学ぶ機会は、ドライバーとして、プロとして、人間として、僕にとってプラスにしかならない。しかし、今のところ僕はウィリアムズのドライバーとしてあと9戦残っているので、チームと過ごす時間のなかで最高の9戦にしたいと思っている。それから、そのあとで、2022年に目を向けることができる。ウィリアムズ、メルセデス、僕が今いる場所に来るために支えてくれた全員に心から感謝したい。みなさんひとりひとりのおかげで、僕はこれを成し遂げることができた」

トト・ヴォルフ
「今回は、我々にとって簡単なプロセスではなかったし、簡単な決断でもなかった。ヴァルテリは過去5シーズンにわたって素晴らしい仕事をしてきたし、我々の成功と成長に不可欠な貢献をしてくれた。ヴァルテリはルイスとともに、F1におけるチームメイト間でのベンチマークパートナーシップ(基準となるパートナーシップ)を築いてきた。それはチャンピオンシップ争いにおいて貴重な武器となり、我々をかつてない成功へと導いてくれた。彼は絶対にチームに残る資格があった。彼が来年、アルファロメオでのエキサイティングなチャレンジを選択し、F1のトップレベルでキャリアを続けることができることを嬉しく思う。時が来れば、彼はチームのメンバー全員から大きな好意を持って我々のもとを去ることになるが、彼は永遠にメルセデス・ファミリーの一員であり続けるだろう」
「2022年に向けて、ジョージがキャリアの次のステップとしてメルセデスに加わる機会を得たことを発表できて、大変嬉しく思う。彼はすべてのレースカテゴリーで優勝を収めてきた。ウィリアムズでの過去3シーズンは、彼のF1での将来を予感させるものだった。これからは、彼が我々の環境の中で、そして史上最高のF1ドライバーであるルイスのそばで学び続けることができるようにすることが、我々の課題だ。ふたりの関係が深まれば、強力なチームを形成し、今後数年間、トラック内外でメルセデスに貢献してくれると確信している。2022年に向けた計画が明確に発表されたことで肩の荷が下りたが、これからは、今シーズンの残り9戦に集中し、今年のワールドチャンピオンへの挑戦にすべてを賭けることになる」
-Source: Mercedes-AMG Petronas F1 Team
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