
フランコ・コラピント、2024年F1シーズン後半、ウィリアムズから参戦
2024年8月28日
ウィリアムズ・レーシングは、フランコ・コラピントが2024年FIAフォーミュラワン・ワールドチャンピオンシップ・シーズンの残りの期間、チームと共にレースに参戦し、アレックス・アルボンと共にイタリアGPからレースをすることを発表する。彼はレースナンバー#43を使用する。
フランコはウィリアムズ・レーシング・ドライバーアカデミーのメンバーで、今年のイギリスGPで、ウィリアムズFW46でFP1デビューを果たした。今年のF2シーズンでは、イモラでのレース優勝、バルセロナとオーストリアのフィーチャーレースでの表彰台、さらに7回のポイント獲得を果たしている。
21歳のコラピントはウィリアムズ・レーシングの49人目のグランプリドライバーで*、23年ぶりのアルゼンチン人F1ドライバーとなり、同郷のカルロス・ロイテマンに続いてこの英国チームで走る2人目のアルゼンチン人ドライバーとなる。
<* 1977年にウィリアムズがF1コンストラクターとして設立されて以来、F1レースでポイントを獲得しているドライバーに基づく>
チームは、この機会を利用して、過去2シーズンにわたるローガン・サージェントの努力と貢献に感謝したい。彼は36回のグランプリに出場し、昨年のアメリカGPでは、マイケル・アンドレッティ以来30年ぶりにF1ポイントを獲得したアメリカ人ドライバーとなった。ローガンはウィリアムズ・ファミリーに残り、我々は彼がレース・キャリアを継続できるようサポートしていく。
フランコ・コラピント
「ウィリアムズでF1デビューできることは光栄た。これで夢が実現した」
「このチームには素晴らしい歴史があり、トップに戻るという使命を持っているので、その一員になれるのが待ちきれない」
「シーズン半ばにF1に参戦するのは、非常に大きな学習曲線となるだろうが、僕はその挑戦に立ち向かう覚悟ができている。アレックスやチームと共に、成功に向けて全力を尽くすことに完全に集中するつもりだ」
ジェームス・ボウルズ(チーム代表)
「シーズン途中でドライバーを交代することは、我々が軽々しく下した決断ではないが、これによりウィリアムズがシーズンの残りでポイントを争う最高のチャンスが得られると信じている」
「我々はマシンに大幅なアップグレードを施したばかりであり、非常に熾烈な中団争いの中でポイント獲得のチャンスを最大限に活かす必要がある」
「我々はウィリアムズ・レーシング・ドライバーアカデミーの若手ドライバーへの投資も重視しており、フランコはシーズン最後の9戦で自分の実力を発揮する素晴らしい機会を得た」
「ウィリアムズ在籍中、全力を尽くしてきたローガンにとって、これは間違いなく非常に厳しい状況だ。我々は彼の懸命な努力と前向きな姿勢に感謝したい」
「ローガンは才能あるドライバーであり、我々は彼が将来もレースキャリアを続けられるようサポートしていく。フランコが素晴らしいスピードと大きな潜在能力を持っていることはわかっている。彼がF1でどんな活躍をしてくれるのか楽しみだ」
-Source: Williams Racing
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