
5月19日、2024年F1シーズン7戦目(全24戦)、イモラで開催されたエミリア・ロマーニャGPのチームレビュー(チャンピオンシップ順)
レッドブル
マックス・フェルスタッペン:1位
セルジオ・ペレス:8位
フェルスタッペンは、アイルトン・セナと並ぶトップ記録の8戦連続ポールポジションからスタートし、首位を維持し、今シーズン7戦で5勝目を挙げた。通算59勝目、イモラでは2021年と2022年に続く3勝目。ルクレールとの点差を48ポイントにした。ノリスは、終盤猛烈に追い上げたがアタックまで行けず、トップと0.7秒差でフィニッシュした。フェルスタッペンは、終盤ハードタイヤがグリップを失い、トラックリミット超過でペナルティを受けるおそれがあった。ペレスはハードタイヤで11番からスタートしたが、チャンピオンシップ2位の座を明け渡した。
フェラーリ
シャルル・ルクレール:3位
カルロス・サインツ:5位
ルクレールはスタートと同じ順位でフィニッシュ。25周目にハードタイヤに交換するとペースが上がり、ノリスにプレッシャーをかけることができたが、ノリスが引き離した。サインツは27周目にピットインしたが、ピアストリを抑えることができなかった。
マクラーレン
ランド・ノリス:2位
オスカー・ピアストリ:4位
ピアストリが予選でマグヌッセンを走行妨害したためグリッド3番降格ペナルティを受け、ノリスが繰り上がってフロントローからスタート、7戦で4回目の表彰台に立った。彼は、ハードタイヤでの第2スティントでペースを上げ、マイアミの優勝を再現するかに見えたが、フェルスタッペンより0.7秒遅れでフィニッシュした。ピアストリはピットストップでサインツを抜いた。マクラーレンは、今週末で最も多くポイントを獲得したチームだった。
メルセデス
ルイス・ハミルトン:6位
ジョージ・ラッセル:7位
ラッセルは6番、ハミルトンは8番から、2台共にミディアムタイヤでスタートした。ハミルトンはスタートで角田を抜き、ラッセルは21周目、ハミルトンは27周目にピットインしてハードに交換した。ラッセルは52周目、予防的な2回目のピットストップを行って中古ミディアムに交換し、ハミルトンに順位を譲ったが、最速ラップタイムによるボーナスポイントを獲得した。
アストンマーティン
ランス・ストロール:9位
フェルナンド・アロンソ:19位
アロンソは、フリー走行でクラッシュし、予選で苦戦して、ソフトタイヤでピットレーンからスタートした。8周目にピットインし、チームプレイを演じ、残り3周で再びピットインしてソフトに交換した。最初のピットストップでは左フロントのブレーキが燃えた。ストロールはミディアムタイヤで長い最初のスティントをこなし、その後、新しいハードでニコ・ヒュルケンベルグと角田裕毅を抜くことができた。
RB
角田裕毅:10位
ダニエル・リチャルド:13位
角田はスタートで順位を落としたが、地元レースでチームのために1ポイントを獲得した。彼は予定より早目にピットストップを行い、最後の15周はハードタイヤを管理しなければならなかった。リチャルドもスタートで順位を落とし、終盤は渋滞で身動きがとれなかった。
ハース
ニコ・ヒュルケンベルグ:11位
ケビン・マグヌッセン:12位
ヒュルケンベルグはミディアムで10番からスタートし、1周目の終わりには8位になった。13周目にピットインし、角田とペレスにポジションを奪われ、さらにストロールに抜かれた。18番スタートのマグヌッセンは、長い最初のスティントをこなし、37周目にピットインしてハードタイヤに交換し、順位を6つ上げた。
アルピーヌ
エステバン・オコン:14位
ピエール・ガスリー:16位
ガスリーはソフトタイヤでスタートする賭けに出たが、成功せず、8周目と30周目にピットインした。オコンはミディアムでスタートし、ハードに交換した。
ウィリアムズ
ローガン・サージェント:17位
アレックス・アルボン:リタイヤ
アルボンは、最初のピットストップで右フロントホイールに問題があり、再びピットインせざるを得なくなり、その後、チームは危険な状況でマシンをリリースさせたとして、10秒ストップ&ゴーのペナルティを受け、彼のレースは終わった。サージェントは何度も青旗を振られたが、最後にヴァルテリ・ボタスを抜くことができた。
ザウバー
周冠宇:15位
ヴァルテリ・ボタス:18位
周はハードタイヤでスタート、ボタスはミディアムでスタートし、早目にピットインしてハードで54周走って誰よりも長いスティントをこなしたが、最後はタイヤ摩耗に苦しんだ。周とオコンはホイールが接触し、周が順位を落とした。
-Source: Reuters.com