2024年F1アブダビGP金曜日

チーム別コメント

マクラーレン

ランド・ノリス:1回目2位 2回目1位
「初日としてはよかった。感触はよいが、明日の予選に向けて改善の余地がある。今日はライバルたちよりもよいパフォーマンスを見せられたと思う。調子に乗るつもりはないが、週末を通してチームとして攻め続けるために集中を続けるつもりだ」

オスカー・ピアストリ:1回目走行なし 2回目2位
「今日はよいセッションだった。1周目からマシンの居心地がよく、ペースも強かった。明日に向けてよい位置につけていると感じているが、競争もそこそこ激しそうに見える。今朝のFP1でサポートし、貴重なデータを提供してくれた(平川)亮に感謝している。夜通し微調整を続け、この勢いを明日も継続していく」

平川亮:1回目14位
「まず、FP1で走行する機会を与えてくれたチームに感謝したい。素晴らしい経験だったし、MCL38でトラックを走ることができて本当に楽しかった。傾斜角による空力学的テストをしたり最後にアタックをこなすなど、チームをサポートする仕事がたくさんあったが、すべて計画通りに進んだ。シミュレータでの作業からMCL36のテストまで、この準備をしてくれたすべての人の努力に感謝する。今週末のコンストラクターズタイトル争いでチーム全員の幸運を祈りたい」

フェラーリ

カルロス・サインツJr.:1回目走行なし 2回目4位
「今朝アーサーがFP1でトラックに出たため、FP2でマシンの感触を初めてつかんだが、それほど悪くはなかった。しかし、ペースを見ると、今週末にトップで戦いたいのであれば、パフォーマンスを向上させる必要がある。すでにいくつかのアイデアがあるので、今日はそれに取り組んで、明日トラックで試すつもりだ」

シャルル・ルクレール:1回目1位 2回目6位
「今日は素晴らしい一日だったが、同時にきつい一日でもあった。よい面としては、弟のアーサーと初めてガレージを共有し、彼がチームで初めてのFP1を終えたことだ。信じられないような特別な瞬間で、本当に楽しかった。その一方で、僕のバッテリーに問題があり、FP1ではセッションの一部しか走れず、タイムロスをしてしまい、さらにレースでは(PU交換で)ペナルティも科せられる。僕らはタイトルを争っているので、これで不利な状況に陥る。マクラーレンは速そうだ。しかし、状況はすぐにどちらかに傾く可能性があるので、僕らは状況を掌握して、最後の瞬間まで止まるつもりはない。カルロスと僕は素晴らしい4年間を一緒に過ごしてきたので、最後はよい形で終えたい。コンストラクターズタイトルという共通の夢を実現するためにお互いを頼りにしているので、全力を尽くすつもりだ」

メルセデス

ルイス・ハミルトン:1回目3位 2回目5位
「このチームと過ごす最後の週末が現実とは思えない。できる限り集中して、すべての瞬間を楽しもうとしている。マシンを走らせたり、ガレージのみんなやエンジニアと仕事をしたりするのは楽しかったし、できるだけその瞬間を捉えようとしている。マシンとチームに自分の感情をすべて注ぎ込むことを目指している。チームをとても愛しているし、いつものようにチームのためによい結果を出したいからだ。今週末は最後のチャンスなので、全力を尽くして頑張るつもりだ。今夜はマシンにあまり手を加えるつもりはない。マクラーレンはまだ速いし、フェラーリも上位争いに加わっているので、やるべきことはある。だから、タイムを短縮する必要がある。でも、全体的には、今日はマシンの感触がよかった。ロングランのペースがどうなるかを判断するのは決して簡単ではないが、今日はそれほど悪くはなかったように思えたので、それが僕らにとってプラスになることを願っている。結局のところ、1周のペースを改善するためにやるべきことがまだあるので、明日はマシンにもっと近づけることを期待している」

ジョージ・ラッセル:1回目4位 2回目13位
「今日は少し苦戦したが、まだ金曜日だ。明らかにこれが最後のチャンスなので、今日は来年に向けてさまざまなことを試した。そのため、セットアップの選択肢をやや大胆に試し、さらに学べることがあるかどうかを確認し、2025年に向けて学習と理解を深めるためにテストをやりたかった。ご覧の通り、今日のルイスは何度か素晴らしいアタックをした。それでも、チームとしては、1周でトップランナーのペースに追いついていないように見える。特にマクラーレンは現時点で別格のようで、2回のセッションでのペースが今日もそれを示していた。明日はフェラーリが再び上位争いに加わると予想しているが、一晩で改善して今日よりも競争力のあるパフォーマンスを見せられるよう願っている」

レッドブル

マックス・フェルスタッペン:1回目走行なし 2回目17位
「今日はマシンのバランスがあまりよくなかったので、ドライビングがかなり厄介で、かなり難しいセッションだった。これは今夜取り組むべきことで、調子を上げるために何ができるか検討するつもりだ。もっとうまくやれるはずだ。今週末はマクラーレンが本当に速そうなので、このペースではマクラーレンに勝てるとは思えない。でもトップ5か6に入れればよいと思う。今日はかなり難しかったので、挽回が課題になるが、明日どうなるか見てみよう」

セルジオ・ペレス:1回目10位 2回目14位
「今日は難しかった。今のところ1周が難しいので、やるべきことはあると思う。ロングランの方がずっと有望だと思うが、1周では何かを見つける必要がある。マシンをうまくつなげる必要がある。いろいろ試してきたが、まだうまくいっていない。マシンの調子はひどく悪いわけではないが、1周では思ったより遅い。ロングランは励みになったが、明日の予選で競争力を発揮できるように、全員で協力する必要がある」

ハース

ニコ・ヒュルケンベルグ:1回目6位 2回目3位
「とても安定した金曜日だった。今朝から、マシンは満足のいく状態にあり、スイートスポットにあると感じた。これは明らかによいスタート地点であり、よい基盤となる。これからはそれを維持し、細かい点を改善し、最適化し、運用面でも優れたパフォーマンスを発揮する必要がある。2回目のフリー走行では多くのドライバーが本来の順位にならなかったため、トップ10に入るのは依然として難しいだろうが、本当によい仕事をすれば可能だと思う」

ケビン・マグヌッセン:1回目8位 2回目8位

アルピーヌ

ピエール・ガスリー:1回目5位 2回目12位
「アブダビでの今日のフリー走行の最後には、いつもよりやるべきことがたくさんある。フリー走行1回目は力強い感触だった。マシンのポテンシャルは高く、何周かよいアタックができた。しかし、フリー走行2回目はまったく違った感触だった。アンダーステア とフロントグリップ全般に苦戦した。いくつか異なるセットアップを試したが、あまり改善が見られなかった。セットアップの枠から少し外れており、燃料が少ないときも多いときも同じ感触だった。いつものようにタイムシートはタイトで、コンマ数秒の違いが順位に大きな差を生む。適切な変更点を見つけるために一生懸命取り組み、明日はここぞというときにもっとよいパフォーマンスができることを目指すつもりだ」

ジャック・ドゥーハン:1回目位 2回目位

ザウバー

ヴァルテリ・ボタス:1回目13位 2回目7位
「今日は僕らにとってよい出だしだった。最近のレースで改善したペースはアブダビでも継続しているようで、バランスが適切な状態にある。よいベースマシンがあるので、それを基に積み上げていけると思う。予選がものすごい接戦になることはわかっているので、明日はもう少しパフォーマンスを上げる必要がある。それができれば、レースに向けてのセットアップで妥協することなく、再びよい予選結果を目指して戦える強い立場に立てるはずだ」

周冠宇:1回目位 2回目位

RB

角田裕毅:1回目走行なし 2回目10位
「かなり良い金曜日だった。予定通りFP1を欠場したが、FP2は順調に進み、マシンの感触も良かった。いろいろなことを試したし、先週のカタールと比べて週末のスタートは良かったと思う。各車とても僅差なので、ここではミリ秒単位が重要だ。タイヤにとって簡単なトラックではないようで、スティントを通してマシンのバランスが変わったと感じたので、今夜はデータを見て、すべてをまとめるつもりだ。最も重要なのは、残りの週末に向けて何を見るべきか、何をすべきかを明確にすることだ」

リアム・ローソン:1回目12位 2回目11位
「マシンはまずまずの出来で、あともう1回のフリー走行と予選が残っているが、いい位置にいる。少しずつ差を縮めているが、他のライバルたちも同じだ。先週と比べると、僕たちはより強いポジションにいるし、マシンに自信を持ってここに来ることができている。同時に、ハースのニコがこのセッションで3番タイムだったことを考えると、僕たちが望んでいるポジションにはまだ達していない。その差を埋める必要があるのは明らかだが、(初日としては)力強いスタートを切った。明日はQ3に進出できると期待しているが、正直言って中団は今とても接近している。10分の1秒上がれば8位、10分の1秒下がれば16位になる。非常に僅差で、おそらく今週末はちょっとした戦いになるだろう」

岩佐歩夢:1回目17位
「僕にとって素晴らしい一日だった。とても楽しめたし、以前F1マシンをドライブしたときよりもマシンの感触が良かった。セッション中に行ったテストから、チームが良いデータを得ることができたと願っている。テストしなければならないことがたくさんあったので、ペースを上げるのは少し難しかったが、終盤に新しいタイヤで走ることができた。全体的にすべてがうまくいったので満足しているし、将来に役立つ経験になった」

アストンマーティン

フェルナンド・アロンソ:1回目11位 2回目16位
「物事を最適化しようと頑張ったので難しい一日だった。FP2ではマシンの感触は少しよくなったが、予選に向けて最善のセットアップを見つけるために、今夜は作業が必要だ。ポイント争いをするのは難しくなりそうだが、明日は全力を尽くすつもりだ」

ランス・ストロール:1回目位 2回目位

ウィリアムズ

アレックス・アルボン:1回目走行なし 2回目9位
「FP2で何が起こったのかさらに調査する必要があるが、中断されたロングランでは全て問題なかった。おそらく最も重要な週末のセッションの一部を欠場するのは残念だが、マシンはカタールよりも競争力があると感じているので不満はない。今夜はやるべき仕事がいくつかあるし、(PU交換で)グリッド5番降格ペナルティを考えると、ロングランを理解することが重要だ。だから、理想的ではないが、それを冷静に受け止め、マシンをさらに理解するために最善を尽くすつもりだ」

フランコ・コラピント:1回目位 2回目位

-Source: The Official Formula 1 Website