ヘルマン・ティケルと息子カーステン・ティルケ
ヘルマン・ティケルと息子カーステン・ティルケ

マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンがシーズンの最後から2戦目のレースに準備をする中、サウジアラビアに新設されたF1サーキットの裏の立役者は、初開催となるサウジアラビアGPの結果を「予想不可能」と考えている。

残り2戦となり、フェルスタッペンは8ポイント差でワールドチャンピオンシップをリードしているが、ブラジルとカタールで連勝したメルセデスのスター、ハミルトンには勢いがある。

F1は8ヶ月前にサウジアラビアでのグランプリ開催にゴーサインを出しており、チャンピオンシップのライバルたちはサウジアラビアに到着し、真新しいコースに挑む。

最後から2戦目のレースは12月5日、建築家のカーステン・ティルケが設計した市街地サーキットで行われるが、彼は サウジアラビアにおける初開催のグランプリの結果を予想できないとしている。

カーステン・ティルケ

ティルケは "talkSPORT" に「フェルスタッペンが首位で、会場は簡単に壁に接触する市街地サーキットだ。何かが起きれば、フェルスタッペンがそこにいる。本当に接戦でどちらにも転ぶ可能性がある」と語った。

「(予想は)不可能だと思う。誰が新トラックに対応できるのか、いずれわかるだろう。ドライバーにとってはチャレンジングだ」

「メルセデスはブラジルと同じ強力なエンジンを搭載する。まだ大きなパワーを持っているエンジンなら、他のみんなにとって難しいと思う」

狭いコースはスピード天国で、紅海に隣接するラグーンの周囲を巡るサーキットは、カレンダーの中で最も速い市街地トラックである。

全長6.174kmのコースには27というどのサーキットよりも多くのコーナーがあり、さらにドラッグ低減システムのゾーンもあるが、狭いトラックのため、ドライバーにとってオーバーテイクは簡単ではない。

ジェッダ・コーニッシュ・サーキットは、モナコ、シンガポール、バクーなど他の市街地サーキットのように、多くの建物に囲まれているわけではない。ティルケは、この新コースは他の市街地サーキットとは全く比較にならないと続けた。

彼は「比べるのは難しい。本当にそう思った」と説明した。

「この部分はここ、この部分はあそこと言えるかもしれないが、私には比較できない」

「本当に高速だ。バクー、モナコ、シンガポールなどの市街地サーキットを思い浮かべるときのように、内側に建物があるわけではない。そのため、市街地では普通、直角コーナーになるが、ここではコーナーをうまく組み合わせることができる」

カーステン・ティルケは、ドイツ人レーシングドライバーで、有名なレーストラック・デザイナー、ヘルマン・ティルケの息子である。ティルケ・シニアは、ヤス・マリーナ、バーレーン・インターナショナル・サーキット、上海国際サーキットなど、さまざまなサーキットを設計してきた。

-Source: MailOnline