2020年バーレーンGP、オープニングラップのクラッシュで激しい炎に包まれたマシンから、ロマン・グロージャンは奇跡的に脱出した。このクラッシュは世界中のF1ファンに衝撃を与えた。
この動画はNetflixが2019年春から配信している「Formula 1: 栄光のグランプリ(Formula 1: Drive to Survive)」のシーズン3の切り抜き動画。
このF1の番組は、1話完結で各シーズンは10話で構成され、2022年までシーズン4(40話)が配信され、2023年もシーズン5(10話)が2月末から配信が始まり、第8話「飛躍の時」は角田裕毅が主役である。
バーニー・エクレストンが何度も何度もアタックしたが、叶わなかったアメリカでのF1人気が、Netflixのこの番組によって一気に高まり、2022年はマイアミGP開催、そして2023年はラスベガスGPが開催されることになり、オースティンのアメリカGPを加え、米国内でF1が年間3レースも開催されることになった。
ただし、Netflixはこの番組をドキュメンタリー作品としているが、F1レースがメインではなく、グランプリでの様々な出来事や人間模様をかなり脚色して1話完結ドキュメンタリー風ドラマ仕立てにしているため、F1文化が根付いている欧州や日本では米国ほどの反響はない。このドラマ仕立てはF1関係者にも賛否があるようだ。
Formula 1: 栄光のグランプリ - Wikipedia
ドライバーや関係者たちの多くは、この作品を契機としてアメリカからのF1への注目度が高まり、ファン層の拡大を実感していると述べている。同時に、この作品内で描かれている事柄には脚色が含まれ、事実とは異なっている点があるとも多くの関係者が指摘している。この点については、作品そのものの反響が大きく、その恩恵があることから「エンターテインメント」として受け入れている関係者が多いものの、マックス・フェルスタッペンのように明確に否定的な反応を示す関係者もいる。
2020年11月30日
2020年F1バーレーンGP、オープニングラップでロマン・グロージャンとダニール・クビアトが接触し、グロージャンはまっすぐに障壁に激突。
マシンが真っ二つになり、ガードレールの向こう側に分かれたグロージャンとマシン前半分から炎が出る。マーシャルがすぐに消火活動を行ったが、グロージャンは炎の中にいる。数秒後、グロージャン、炎の中から現れ、無事に脱出した。
2020年12月02日
2020年12月03日
2020年12月04日
2020年12月04日:マーティン・ブランドルのコラム
2021年05月05日
2021年12月03日