F1フランスGP サーキットガイド

ポール・リカール・サーキット:2021年F1フランスGP

サーキット・データ
ポール・リカール・サーキット(シルキュイ・ポール・リカール)
全長:5.842km
ラップタイム記録:1分32秒740(セバスチャン・ベッテル、フェラーリ、2019年)
スタートライン/フィニッシュラインのオフセット:0.000km
レース周回数:53
レース距離:309.626km
ピットレーンの速度制限:フリー走行、予選、レースすべて時速80km

サーキットの変更
・サーキットの大部分が再舗装された。
・ピットレーン入口も、最初のガレージまで再舗装された。
・ピットストレートとピットレーン入口を分ける障壁が、約15m延長された。

DRSゾーン
ポール・リカールは2つのDRSゾーンがある。
・1番目のゾーンの検出ポイントはターン7の75m手前、活性化ポイントはターン7の170m先。
・2番目のゾーンの検出ポイントはターン14、活性化ポイントはターン15の115m先。

フランスGPのタイヤ・コンパウンド
2021年F1フランスGPのタイヤ・コンパウンド
ハード:C2 | ミディアム:C3 | ソフト:C4

レース・スチュワード(今回は4名、その中のレース経験者を紹介)
ヤニック・ダルマス

ヤニック・ダルマス
1992年ワールドスポーツカー・チャンピオン、1986年フランスF3チャンピオン、ル・マン優勝4回、F1ドライバー

ヤニック・ダルマスは長いレーシング・キャリア中、多種のモータースポーツで活躍した。最も有名なのは1990年代のル・マン24時間で、異なるチームで4回優勝した。1992年、同じくFIAスチュワードを務めるデレク・ワーウィックとともに、世界スポーツカー・チャンピオンになった。オープン・ホイールのドライバーとして、彼は1986年フランスF3チャンピオンになり、1987年から1994年までラルースおよびAGSからF1グランプリに49回出走した。最近では、世界耐久選手権のスチュワードに対するFIAドライバー・アドバイザーを務めている。彼はフランスのヴァール県出身。2018年のフランスGPが彼のF1スチュワード・デビューで、2019年のフランスでも務め、今回が3回目である。