


サーキット・データ
ハンガロリンク(フンガロリンク)
全長:4.381km
ラップタイム記録:1分16秒627 (ルイス・ハミルトン、メルセデス、2020年)
スタートライン/フィニッシュラインのオフセット:0.040km
レース周回数:70
レース距離:306.630km
ピットレーンの速度制限:フリー走行、予選、レースすべて時速80km
DRSゾーン
ハンガロリンクは2つのDRSゾーンがある。
検出ポイントは共通でターン14の5m手前。
・1番目の活性化ポイントはターン14の40m先。
・2番目の活性化ポイントはターン1の6m先。
スピードトラップ
ハンガロリンクのスピードトラップはターン1の310m手前。
サーキットの変更
・ターン2の右側に新しいタイヤバリアが設置された。
・ターン2の右側のガードレールがコンクリートバリアとデブリフェンスに置き換えられた。
タイヤ
ハンガリーGPのタイヤ・コンパウンド
ハード:C3 | ミディアム:C4 | ソフト:C5
新しいタイヤフォーマット
・今回は、来季から採用予定の予選用タイヤの新しい割り当て方式(ATA "Alternative Tyre Allocation" 代替タイヤ割り当て、代替タイヤ配分方式)のテストが行われる:目的はタイヤ本数削減。
・今回の予選がドライコンディションの場合は、Q1はハード、Q2はミディアム、Q3はソフトの指定コンパウンドのタイヤだけで走行する。予選がウェットの場合は、チームは通常通りコンパウンドを自由に選択できる。
・ATAの時は、使用できるタイヤセットは、通常のレース週末使用タイヤの13セットから11セットになる:ハード3セット、ミディアム4セット、ソフト4セット。
・ATAのテストは今回のハンガリーGPと9月のイタリアGPで行う予定。
FIAレーススチュワード(4名、その中のレース経験者を紹介)

ヴィタントニオ・リウッツィ
F1ドライバー、FIA世界耐久選手権ドライバー、FIAフォーミュラEドライバー、スーパーGTドライバー、スーパーフォーミュラ・ドライバー、FIAフォーミュラEスチュワード
イタリア・プーリア州出身のヴィタントニオ・リウッツィは、FIAフォーミュラワン・ワールドチャンピオンシップ・グランプリに80回出走した。2004年国際F3000タイトルを含め、ジュニア・シリーズで成功した後、2005年サンマリノGPでレッドブル・レーシングからF1デビューを果たした。デビュー・シーズンは交替で出走したが、2006年は姉妹チームのスクーデリア・トロ・ロッソでフルタイムのドライバーを務めた。その後フォース・インディアに移籍し、F1キャリアで最も安定してポイントを獲得した。2011年には不運な運命をたどるHRTに移籍し、同シーズンのブラジルGPが最後のF1レースとなった。グランプリ・キャリアのあと、リウッツィは2012年、2013年、2015年にFIA世界耐久選手権(WEC)に参戦し、2014年には日本のスーパーGTおよびスーパーフォーミュラに、2014~2015年および2015~2016年はFIAフォーミュラEに参戦した。最近はフォーミュラEチャンピオンシップのFIAスチュワードを務めている。F1のFIAレース・スチュワードは2019年のイギリスGPで初めて務め、それから毎年務めている。