
12月6日、ジェッダ・コーニッシュ・サーキットで開催された2021年F1シーズン21戦目、サウジアラビアGPのチーム分析(チャンピオンシップ順)
メルセデス
ルイス・ハミルトン:1位
ヴァルテリ・ボタス:3位
ハミルトンはポール・ポジションからスタートし、サンパウロから3連勝で通算103勝。今シーズン8回目の優勝で、依然として首位を維持するフェルスタッペンと同点になった。彼は最速ラップタイムも記録した。メルセデスでの100戦目を迎えたボタスは、フィニッシュラインまでの30mでオコンを抜いて3位になった。メルセデスはコンストラクターズ・チャンピオンシップでレッドブルとの差を28ポイントとした。
レッドブル・ホンダ
マックス・フェルスタッペン:2位
セルジオ・ペレス:リタイヤ
フェルスタッペンは最初は3位だったが、セーフティカー出動時に、ハミルトンとボタスがピットインするなか、彼は走り続けた。その後の赤旗で、フリー・ピットストップを得た。リスタートから先頭を走ったが、再びレースが中断された。赤旗前に、コースアウトしてアドバンテージを得たとしてペナルティを受け、オコンとハミルトンの後ろに並んだ。その後、再び攻撃的な防御により、38周目にハミルトンに先頭を譲らざるを得ず、両者は衝突した。ペレスは最初のリスタートでルクレールと接触し、リタイヤした。
フェラーリ
シャルル・ルクレール:7位
カルロス・サインツJr.:8位
ルクレールはセーフティカーが最初に出動したときにピットインしたが、そのアドバンテージは赤旗で消えた。彼は最初のリスタートでペレスと接触したが、レースを続けることができた。サインツは15番から8位まで順位を上げた。フェラーリとマクラーレンの差は38.5ポイント、1ポイント縮小したが、フェラーリの3位は確実に見える。
マクラーレン
ダニエル・リチャルド:5位
ランド・ノリス:10位
リチャルドはスタートで順位を上げ、11番から4位になったが、終盤ボタスとのバトルで5位になった。ノリスは最初の赤旗で順位を落とした。
アルピーヌ
エステバン・オコン:4位
フェルナンド・アロンソ:13位
オコンは、最初のリスタートで1位になり、ハミルトンとベッテルに挟まれ、その2台に抜かれた。彼は表彰台を目前にしていたが、最後のストレートでボタスに抜かれた。アロンソは、レースは最初の赤旗で(すでにピットインしていたため)事実上終わったと述べた。
アルファタウリ・ホンダ
ピエール・ガスリー:6位
角田裕毅:14位
角田は9位走行中にターン1でベッテルと衝突し、フロントウィングを失った。その衝突でトラック上に破片が飛び散ったため、バーチャル・セーフティカーが出動し、5秒ペナルティを受けた。ガスリーは6番スタートだったが、1周目終了時点で8位だった。
アストンマーティン
ランス・ストロール:11位
セバスチャン・ベッテル:リタイヤ
ストロールは10位まで順位を上げたが、ノリスに抜かれた。ベッテルは角田との衝突でスピンして、フロアを大きく破損し、その後ライコネンと衝突してさらにダメージを受けた。
ウィリアムズ
ニコラス・ラティフィ:12位
ジョージ・ラッセル:リタイヤ
ラッセルは最初のリスタートでマゼピンと衝突して、15周目にリタイヤ、再び赤旗が出た。ウィリアムズとアルファロメオとの差は10ポイント。
アルファロメオ
アントニオ・ジョビナッツィ:9位
キミ・ライコネン:15位
ジョビナッツィはチームで最後から2番目のレースでポイントを獲得した。レースの大半で7位を走行していたが、フェラーリの2台に抜かれた。ライコネンのレースは、ベッテルとの接触で台無しになった。
ハース
ニキータ・マゼピン:リタイヤ
ミック・シューマッハ:リタイヤ
シューマッハは10周目に障壁にクラッシュし、セーフティカーが出動、その後赤旗となった。マゼピンはリスタートでクラッシュ、リタイヤ。
-Source: Reuters.com
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