10月24日、オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催された2021年F1シーズン17戦目、アメリカGPのチーム分析(チャンピオンシップ順)
メルセデス
ルイス・ハミルトン:2位
ヴァルテリ・ボタス:6位
ハミルトンはフロント・ローからスタートし、スタートで首位に立ったが、ピットストップ作戦で敗北した。残り5戦でマックス・フェルスタッペンを12ポイント差で追いかける。ボタスはエンジン割り当て超過でグリッド5番降格ペナルティを受け、9番からスタートした。コンストラクターズ順位のメルセデスとレッドブルとの差は23ポイントに縮まった。
レッドブル・ホンダ
マックス・フェルスタッペン:1位
セルジオ・ペレス:3位
ポール・ポジションからスタートしたフェルスタッペンは、今シーズン8回目、通算18回目の優勝を果たし、チャンピオンシップ・リードを倍増させた。2ストップ作戦で、2回ともハミルトンより先に行った。アメリカでの優勝は初めて。ペレスはドリンク・ボトルの故障に苦しんだが、今シーズン4回目の3位フィニッシュ。レッドブルは2013年以来、初めてアメリカで優勝した。
マクラーレン
ダニエル・リチャルド:5位
ランド・ノリス:8位
マクラーレンはフェラーリとの差が3.5ポイントに縮まった。リチャルドは6番スタートだったが、1周目にフェラーリのサインツをオーバーテイクした。7番スタートのノリスは、スタートで順位を上げることができなかった。
フェラーリ
シャルル・ルクレール:4位
カルロス・サインツJr.:7位
ルクレールは孤独なレースで、4番スタート4位フィニッシュだった。サインツは順位をふたつ落としたが、チームはピットストップ中のミスでタイムをロスしたとしている。
アルピーヌ
エステバン・オコン:リタイヤ
フェルナンド・アロンソ:リタイヤ
両マシンとも機械的トラブルでリタイヤした。アロンソはグリッド降格ペナルティのあと19番からスタートしたが、1周目に順位を上げた。オコンはスタートでアルファロメオのジョビナッツィと接触し、フロント・ウィングの交換を強いられ、予防措置として40周目にリタイヤした。アロンソもマシンのリア・ウィングの破損でリタイヤした。
アルファタウリ・ホンダ
角田裕毅:9位
ピエール・ガスリー:リタイヤ
ガスリーは、サスペンション・トラブルの疑いでこのレースで最初にリタイヤした。角田は6戦ぶりにポイントを獲得した。
アストンマーティン
セバスチャン・ベッテル:10位
ランス・ストロール:12位
ストロールは、1周目のターン1で、同じカナダ人のニコラス・ラティフィ(ウィリアムズの)と衝突して後退、フロント・ウィングが破損した。ベッテルはパワーユニット交換のため18番スタートだった。
ウィリアムズ
ジョージ・ラッセル:14位
ニコラス・ラティフィ:15位
ラティフィはスタートでストロールと衝突した。ラッセルは20番、ラティフィは13番スタートだった。
アルファロメオ
アントニオ・ジョビナッツィ:11位
キミ・ライコネン:13位
ジョビナッツィは12番、ライコネンは15番スタートだった。
ハース
ミック・シューマッハ:16位
ニキータ・マゼピン:17位
米国チームのハースは、今シーズン、依然として無得点。
-Source: Reuters
2021年F1アメリカGP コラムとチーム分析