2021年F1ロシアGP スタート

9月26日、ソチで開催された2021年F1シーズン15戦目、ロシアGPのチーム分析(チャンピオンシップ順)

メルセデス
ルイス・ハミルトン:1位
ヴァルテリ・ボタス:5位

ハミルトンは、シーズン5勝目、グランプリ100勝目を達成した最初のドライバーになった。また、通算ポイント4000を超えた最初のドライバーになった。ハミルトンはフェルスタッペンに2ポイント差をつけ、チャンピオンシップ首位に立った。グリッド4番からスタートで順位を3つ落としたが、ミディアム・タイヤでのスティントを延長して順位を上げ、最初のピットストップ後も順位を上げた。終盤に雨が降るとピットインしてインターミディエイト・タイヤに交換し、スリックのまま走るノリスを抜いて先頭に立った。メルセデスは、2014年にソチで最初のレースが開催されて以来、毎年優勝し、ソチでの勝率100%の記録を維持している。ボタスは戦略的エンジン交換のあと、16番からスタートした。メルセデスはレッドブルとの差を33ポイントとした。

レッドブル・ホンダ
マックス・フェルスタッペン:2位
セルジオ・ペレス:9位

フェルスタッペンは、エンジン交換によるペナルティのためグリッド最後尾からスタートしたが、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは優勝したように感じると述べた。フェルスタッペンは、雨とインターミディエイトへの正確な交換タイミングによって助けられた。ペレスは8番スタートだったが、スリックで走り続けるという判断のため、表彰台を逃した。

マクラーレン
ダニエル・リチャルド:4位
ランド・ノリス:7位

ノリスはキャリア初のポール・ポジションからスタート。スタートでサインツに抜かれたが、先頭に返り咲き、最速ラップタイムを記録した。終盤の雨で他のドライバーがピットインするなかでスリックで走り続けたため、初優勝が消えた。リチャルドは5番スタートだった。マクラーレンはフェラーリとの差を3ポイント広げ、17.5ポイントとした。

フェラーリ
カルロス・サインツJr.:3位
シャルル・ルクレール:15位

サインツはフロント・ローからスタートし、スタートで先頭に立ったが、ノリスが13周目に抜き返した。サインツは15周目にピットインし、また後半のインターへの切り替えタイミングについて好判断を下した。チームは今シーズン4回目の表彰台。サインツは3回目の表彰台で、ルクレールに8.5ポイント差をつけた。ルクレールは1周目に19位から12位になったが、最後のピットストップが遅すぎた。

アルピーヌ
フェルナンド・アロンソ:6位
エステバン・オコン:14位

6番スタートのアロンソは14戦連続でポイント獲得。今シーズンまだ表彰台に立っていないドライバーとしては、最上位にいる。雨が降り始めたときは3位だったが、雨が降らなければ3位を維持、あるいは2位も可能だったと感じた。オコンはスリックで走り続ける賭けに出て負けた。

アルファタウリ・ホンダ
ピエール・ガスリー:13位
角田裕毅:17位

レッドブルの姉妹チームは2戦連続で無得点。両ドライバーとも終盤にタイヤについて判断ミスを犯した。ガスリーは11番、角田は12番スタートだった。

アストンマーティン
ランス・ストロール:11位
セバスチャン・ベッテル:12位

ストロールは好スタートを切り1周目に4位となり、12周目にピットインするまでその順位を守った。彼とベッテルは、雨が降り始めた48周目に衝突し、その後インターミディエイトへの交換が遅れて順位を落とした。

ウィリアムズ
ジョージ・ラッセル:10位
ニコラス・ラティフィ:19位

ラッセルは、今シーズン2度目の2列目スタートとなる3番からスタートし、5戦で4回目のポイント獲得。ラティフィはエンジン交換ペナルティのため18番からスタートし、47周目のターン7でスピンして障壁にぶつかり、リア・ウィングを破損してリタイヤしたが、完走扱いとなった。

アルファロメオ
キミ・ライコネン:8位
アントニオ・ジョビナッツィ:16位

ライコネンはCOVID-19検査で陽性反応が出たため2戦欠場後、レースに復帰し、今シーズンのアルファロメオのポイントを倍増させた。チームとウィリアムズとの点差は16ポイントのまま。

ハース
ニキータ・マゼピン:18位
ミック・シューマッハ:リタイヤ

マゼピンは、F1ドライバーとして初めて地元グランプリを完走した。シューマッハは14番スタートだったが、1周目終了時点で最下位になった。34周目、油圧トラブルでリタイヤし、今シーズン全戦完走記録が途切れた。

-Source: Reuters

2021年F1ロシアGP コラムとチーム分析