
7月18日、シルバーストンで開催された2021年F1シーズン10戦目、イギリスGPのチーム分析(チャンピオンシップ順)
レッドブル・ホンダ
セルジオ・ペレス:16位
マックス・フェルスタッペン:リタイヤ
フェルスタッペンは1周目コプスでハミルトンと衝突し、クラッシュしてリタイヤ。33ポイントのリードが8ポイントまで低下した。レッドブルの連勝は5で停まり、コンストラクターズ・チャンピオンシップのリードは44ポイントから4ポイントになった。フェルスタッペンは初の土曜スプリントで勝って3ポイントを獲得。ペレスは最下位からスタートしたが、最速ラップタイムを記録したが、トップ10フィニッシュではなかったのでボーナス・ポイントは獲得できなかった。
メルセデス
ルイス・ハミルトン:1位
ヴァルテリ・ボタス:3位
ハミルトンは、イギリスGP優勝8回目(記録更新)、今シーズン4勝目、F1キャリア99勝目。フェルスタッペンとの接触で10秒ペナルティを科せられたが、巻き返して残り2周でルクレールを抜いて優勝した。ボタスは2位走行中にチームオーダーに従い、ハミルトンに順位を譲った。
マクラーレン
ランド・ノリス:4位
ダニエル・リチャルド:5位
ノリスは、10戦中9戦でトップ5入賞。リチャルドは今シーズンこれまでで最高結果を出した。ノリスは総合3位に返り咲いた。リチャルドは8位を確保。
フェラーリ
シャルル・ルクレール:2位
カルロス・サインツJr.:6位
ルクレールは、フェルスタッペンのリタイヤ後、先頭に立ち、リスタートも首位を維持したが、最終的にハミルトンに抜かれた。ルクレールは今シーズン初の表彰台、フェラーリは2回目の表彰台。フェラーリは3位のマクラーレンとの差を15ポイントに縮めた。今回はフェラーリの初優勝70周年記念レースだった。
アルファタウリ・ホンダ
角田裕毅:10位
ピエール・ガスリー:11位
ガスリーはパンクのため、残り5周でピットインせざるを得ず、ポイント・フィニッシュの望みが断たれた。角田はタイヤをうまく管理し、今シーズン4回目のポイントを獲得した。
アストンマーティン
ランス・ストロール:8位
セバスチャン・ベッテル:リタイヤ
ベッテルはアロンソとバトル中にスピンし、最下位まで後退した。その後、冷却問題でリタイヤ。ストロールはグリッド14番からスタートしたが、2回ともよいスタート順位を上げた。
アルピーヌ
フェルナンド・アロンソ:7位
エステバン・オコン:9位
チームは2台ともポイント・フィニッシュ。アロンソは5戦連続、オコンはモナコ以来のポイント獲得だった。
アルファロメオ
アントニオ・ジョビナッツィ:13位
キミ・ライコネン:15位
ライコネンはポイント圏内を走っていたが、終盤ぺレスと接触してスピンし、順位を落とした。
ウィリアムズ
ジョージ・ラッセル:12位
ニコラス・ラティフィ:14位
ラッセルは今回もウィリアムズの初ポイントを獲得できなかった。土曜日にグリッド3番降格ペナルティを受け、スタートと同じ順位でフィニッシュした。
ハース
ニキータ・マゼピン:17位
ミック・シューマッハ:18位
シューマッハを抜いたマゼピンは、今シーズン2度目、チームメイトより上位でフィニッシュした。
-Source: Reuters.com