
6月27日、シュピールベルクで開催された2021年F1シーズン8戦目、シュタイアーマルクGPのチーム分析(チャンピオンシップ順)
レッドブル・ホンダ
マックス・フェルスタッペン:1位
セルジオ・ペレス:4位
ポール・ポジションからスタートしたフェルスタッペンはすべての周回で先頭を走り、シーズン4勝目、通算14勝目を挙げた。ハミルトンとの差を18ポイントに拡大した。ペレスは4番スタートで、遅いピットストップでボタスに抜かれた。ペレスは2回目のピットストップ後、ボタスを追いかけたが時間が足りなかった。レッドブルは、2013年以来初の4連勝。
メルセデス
ルイス・ハミルトン:2位
ヴァルテリ・ボタス:3位
ハミルトンはフロント・ローからスタートしたが、フェルスタッペンにアタックする力はなかった。今回の2位で、ミハエル・シューマッハの43回という記録に並んだ。彼は最後にピットインして、最速ラップタイムのボーナスポイントを獲得した。ボタスはフリー走行中のピットレーンでのスピンのためグリッド3番降格ペナルティを受け、5番スタートだった。メルセデスとレッドブルの差は40ポイント。
マクラーレン
ランド・ノリス:5位
ダニエル・リチャルド:13位
ノリスは13戦連続ポイント獲得、また、8戦中7回目のトップ5フィニッシュで、総合4位になった。リチャルドはスタートで順位を4つ上げたが、パワーユニットのトラブルで順位を落とした。
フェラーリ
カルロス・サインツJr.:6位
シャルル・ルクレール:7位
フェラーリにとってはかなりよい週末で、マクラーレンとの点差を4ポイント縮めた。サインツは12番スタート、ルクレールは1周目ガスリーと接触し、フロント・ウィングを交換するためにピットインして最下位で合流した。ルクレールは11回オーバーテイクし、ドライバー・オブ・ザ・デイに選ばれた。
アルファタウリ・ホンダ
角田裕毅:10位
ピエール・ガスリー:リタイヤ
ガスリーは、ルクレールとの接触でタイヤがパンクし、リア・サスペンションが破損してリタイヤした。角田は予選でボタスを妨害してグリッド3番降格ペナルティを受け、11番スタートだった。彼のポイント・フィニッシュは3回目。
アストンマーティン
ランス・ストロール:8位
セバスチャン・ベッテル:12位
ルクレールとガスリーの接触後、他のドライバーも巻き込まれたがストロールは順位を上げた。アロンソを抜いて6位になったが、終盤抜き返された。ベッテルは渋滞の中でグリップに苦しんだ。チームはアルファタウリまで2ポイント差に迫った。
アルピーヌ
フェルナンド・アロンソ:9位
エステバン・オコン:14位
アルピーヌは、アストンマーティンとの差がさらに2ポイント拡大した。アロンソは1周目に6位まで上げたが、終盤のルクレールとストロールとのバトル前に8位まで後退していた。オコンは17番スタートだった。
アルファロメオ
キミ・ライコネン:11位
アントニオ・ジョビナッツィ:15位
ライコネンは18番から11位になった。ジョビナッツィはガスリーとの接触でスピンし最下位になった。
ウィリアムズ
ニコラス・ラティフィ:17位
ジョージ・ラッセル:リタイヤ
ラッセルは、角田のグリッド降格により10番からスタートし、ポイント圏内を走行していたが、パワーユニットのトラブルのためピットでリタイヤせざるを得なかった。ラティフィは1周目、右リア・タイヤのパンクのためピットインした。彼は27周目にもピットストップを行なった。
ハース
ミック・シューマッハ:16位
ニキータ・マゼピン:18位
シューマッハは19番、マゼピンは20番スタートだった。
-Source: Reuters.com
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