ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)のタイヤパンク:2021年F1カタールGP

ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)のタイヤパンク:2021年F1カタールGP

ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)のタイヤパンク:2021年F1カタールGP

最初のカタールGPでは終盤にドラマが起きた。まずヴァルテリ・ボタス、続いてジョージ・ラッセル、そしてニコラス・ラティフィの左フロント・タイヤがパンクしたのだ。ピレリのF1責任者マリオ・イゾラが、ロサイル・インターナショナル・サーキットで、これらのタイヤが特に敏感だと思う理由を説明した。

ピレリは、F1が初めて開催されるロサイルに、最も硬い3コンパウンドを持ち込んだ。

2021年F1カタールGPのタイヤ・コンパウンド

しかし、レースが始まってみると、57周のレースの33周目、ターン7でグラベルに乗り上げたボタスの姿がカメラに映し出された。その後、50周目にラッセル、52周目にラティフィがそれぞれタイヤ・トラブルに見舞われた。マリオ・イゾラはピレリの初期調査から得られた情報を説明した。

マリオ・イゾラ "Sky Sports F1" のインタビューにコメント。

「左フロントは最もストレスのかかるタイヤなので(影響を受けたが)、過剰なエネルギーが原因だとは言いたくない」

「最初にお伝えできるのは、すべてのタイヤがかなり摩耗していて、100%摩耗に近い状態だったということだ。タイヤには切り傷があり、それが圧力低下の前に生じたものなのか、圧力低下の後に生じたものなのかはわからない」

「各チームのテレメトリ・データを待っているところだ。このデータは、圧力の低下が突然だったのか、その時間がどのくらいだったのかを知るために、とても重要な要素だ。(パンクした)ドライバー全員がピットに戻ることができたので、圧力を失ったが、マシンをコントロールしてピットに戻る時間はあった。ここでは縁石に高速で衝突するケースが多く見られる」

「(多くのチームが)シャシーやフロア、ウイングにダメージを受けていたことは周知の事実だが、タイヤが摩耗すると、縁石、大きな衝撃、高エネルギー衝撃から守られなくなる。するとタイヤの圧力が失われ始め、タイヤを交換しなければパンクしてしまう」

ピレリが望んでいたよりも長いスティントを走るチームがあったのではないかと聞かれたマリオ・イゾラは「確かに、ここではオーバーテイクが難しいため、ピットで時間をロスしたくないという理由で1ストップ戦略を試みるチームがいくつかあった」と答えた。

「しかし、主に金曜日に収集したタイヤの摩耗に関するデータから、2ストップ作戦を予測した。左フロントの摩耗がかなり高かった。だから今日は、例えば、左フロントと左リアの両方が100%まで摩耗していた。しかし、なぜ左フロントだけがパンクしてしまったのか、その原因を究明しなければならない」

-Source: The Official Formula 1 Website