サーキット・データ
レッドブル・リンク
全長:4.318km
ラップタイム記録:1分05秒619 (カルロス・サインツJr. マクラーレン 2020年)
スタートライン/フィニッシュラインのオフセット:0.126km
レース周回数:71
レース距離:306.452km
ピットレーンの速度制限:フリー走行、予選、レースすべて時速80km
サーキットの変更
・ターン2とターン3の間のトラック右側脇の芝生が減らされ、グラベルに置き換えられた。
・ターン3右側の障壁がアペックス方向に延長された。
・ターン6出口にある二重縁石のふたつめのエレメント(緑と白)が除去され、グラベルがトラック縁の近くまで近づけられた。
DRSゾーン
レッドブル・リンクは3つのDRSゾーンがある。
・1番目のゾーンの検出ポイントはターン1の160m手前、活性化ポイントはターン1の102m先。
・2番目のゾーンの検出ポイントはターン3の40m手前、活性化ポイントはターン3の100m先。
・3番目のゾーンの検出ポイントはターン10の120m手前、活性化ポイントはターン10の106m先。
シュタイヤーマルクGPのタイヤ・コンパウンド
ハード:C2 | ミディアム:C3 | ソフト:C4
レース・スチュワード(今回は4名、その中のレース経験者を紹介)
エマニュエル・ピロ
F1ドライバー、ル・マン優勝5回
エマニュエル・ピロは、ほぼ40年に及ぶモータースポーツ・キャリアのなかで、大成功を収めている。特に有名なのは、スポーツカー・レーシングで、ル・マンで5回、デイトナ24時間で1回、セブリング12時間で2回優勝した。さらに、彼はドイツとイタリアのツーリングカー・チャンピオンシップでも優勝しており(後者は2回)、アメリカン・ル・マン・シリーズでは2度チャンピオンになった。ピロは、1989年から1991年までの3シーズンF1に参戦し、最初はベネトン、そして90年から91年スクーデリア・イタリアに在籍した。その後、彼はマクラーレンで4年間テスト・ドライバーを務めた。レース経験者が必ずスチュワードの一員になる規約ができた2010年からエマニュエル・ピロは毎年スチュワードを務め、今年も開幕戦バーレーンGPで務めている。