カルロス・サインツJr.、マックス・フェルスタッペン、ランド・ノリス:2021年F1モナコGP表彰式

カルロス・サインツJr.がフェラーリの期待を一身に負い、タイヤのグレイニング問題にもかかわらず、非常に成熟した走りをして、マックス・フェルスタッペンに遅れること9秒、2位でフィニッシュした。この若いスペイン人は、週末中ずっと好調で、この栄光にふさわしかった。ただし彼自身はポール・ポジションと優勝のチャンスを逃したと感じていたようだが、わたしはその考え方が好きだ。

同じように、わたしはランド・ノリスがスピード、安定性、そしてレーステクニックを駆使してマクラーレンを走らせている姿がとても好きだ。友人のサインツと並んでロイヤル表彰台に立ったことは、彼とマクラーレンのポテンシャルを最大限に引き出したご褒美と言えるだろう。

セルジオ・ペレスは最高のレースをして4位になった。彼は、予選がうまくいけば、さらに素晴らしい結果を得られるだろう。また、レッドブルがコンストラクターズ・チャンピオンシップ首位に立ったという事実も、彼にとっては大きな助けとなっている。

セバスチャン・ベッテル、ドライバー・オブ・ザ・デイを受賞:2021年F1モナコGP

セバスチャン・ベッテルとランス・ストロールの2台がポイントを獲得したことで、アストンマーティンは非常に堅実な一日を過ごし、チームのF1史上最高の結果となった。また、ドライバー・オブ・ザ・デイに選出されたことは、セブにとって待望の後押しになるだろう。

エステバン・オコンは9位フィニッシュで今回もアルピーヌのトップ・ドライバーとなり、チームに2ポイントをもたらした。彼のチームメイトのフェルナンド・アロンソは13位という非常に平凡な結果に終わり、ポルトガルGP終盤の熱気あふれり走りを除けば、昔の面影をまだ見出すことはできない。

エイドリアン・ニューウィ、カルロス・サインツJr.、マックス・フェルスタッペン、ランド・ノリス:2021年F1モナコGP表彰式
エイドリアン・ニューウィ、カルロス・サインツJr.(26歳)、マックス・フェルスタッペン(23歳)、ランド・ノリス(21歳):2021年F1モナコGP表彰式

カレンダーのなかで、チェッカーフラッグを受けるのが最も難しいレースのひとつであるモナコの表彰台に立ったドライバーの平均年齢は、わずか23.3歳だった。アロンソ、ベッテル、キミ・ライコネンといった偉大なチャンピオンがこれに気づかないわけはないが、彼らのようなスターがグリッドに並ぶのは大歓迎だ。

モナコGPの優勝経験があるダニエル・リチャルドは、チームメイトのノリスに周回遅れにされて12位フィニッシュという悪夢のような結果に終わった。それだけでわたしはたじろぐので、マクラーレンの特性と自分のドライビングスタイルの違いに苦しんでいる彼の心中は察するに余りある。

セーフティカーはおろかイエローフラッグすら出ないレースであり、最初の30周はタイヤの管理が必要なため、長々と続くように見えた。

しかし、フェルスタッペンとルイス・ハミルトン、レッドブルとメルセデスのチャンピオン争いは見事なまでに拮抗しており、2週間後に迫ったバクーでの戦いが楽しみだ。

F1モナコGP:マーティン・ブランドルのF1コラム
part 1 | part 2
-Source: Sky Sports
F1モナコGP
決勝レース | チーム分析 | ブランドルのコラム