2023年F1カナダGP サーキットガイド/タイヤ/スチュワード

2023年F1カナダGP サーキットガイド/タイヤ/スチュワード

ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット(シルキュイ・ジル・ヴィルヌーヴ)2023年F1カナダGP

サーキット・データ
ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット(シルキュイ・ジル・ヴィルヌーヴ)
全長:4.361km
ラップタイム記録:1分13秒078 (ヴァルテリ・ボタス、メルセデス、2019年)
スタートライン/フィニッシュラインのオフセット:0.000km
レース周回数:70
レース距離:305.270km
ピットレーンの速度制限:時速80km

DRSゾーン
カナダは3つのDRSゾーンがある。
・1番目のゾーンの検出ポイントはターン5の15m先、活性化ポイントはターン7の95m先。
・2番目と3番目のゾーンの検出ポイントはターン9の110m先。
・2番目の活性化ポイントはターン12の155m手前。
・3番目の活性化ポイントはターン14の70m先。

スピードトラップ
ターン13の250m手前。

サーキットの変更
・ピットウォールの端にあるコンクリート壁が106メートル延長された。
・ターン1のランオフのコンクリート壁と障壁が、ターン7の壁と同じように再配置された。
・ターン3のランオフエリアが拡張された。
・ピット入口幅が4.5メートルに縮小された。

タイヤ
カナダGPのタイヤ・コンパウンド
ハード:C3 | ミディアム:C4 | ソフト:C5

FIAレース・スチュワード(4名、その中のレース経験者を紹介)
エンリケ・ベルノルディ(FIAレース・スチュワード、2023年F1カナダGP)

エンリケ・ベルノルディ
F1ドライバー、チャンプカー、インディカー、WEC、FIA GT1のドライバー

ブラジル人ドライバーのエンリケ・ベルノルディは、輝かしいジュニア・キャリアがある。1996年フォーミュラ・ルノー・ヨーロッパで優勝し、1998年イギリスF3チャンピオンシップではマカオで2度表彰台に立ち、総合2位になった。1999年と2000年にF3000に参戦しつつザウバーのテスト・ドライバーを務め、2001年にはアロウズからF1デビューを果たした。1シーズン半でアロウズから29回出走し、最高結果は8位だった。その後BARおよびホンダでテスト・ドライバーを務めたあと、米国のオープン・ホイールのレーシング、ブラジルのストックカーおよびスポーツカーに移った。F1のレース・スチュワードは、2021年から務め、昨年2022年は五つのグランプリで務め、今年もサウジ、オーストラリア、アゼルバイジャンに次いで今回のカナダで4戦目のレース・スチュワードを務める。