F1カナダGP 2022年サーキットガイド/タイヤ/スチュワード
2022年F1カナダGP

ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット:2022年F1カナダGP

サーキット・データ
ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット(シルキュイ・ジル・ヴィルヌーヴ)
全長:4.361km
ラップタイム記録:1分13秒078 (ヴァルテリ・ボタス、メルセデス、2019年)
スタートライン/フィニッシュラインのオフセット:0.000km
レース周回数:70
レース距離:305.270km
ピットレーンの速度制限:フリー走行、予選、レースすべて時速80km

DRSゾーン
カナダは3つのDRSゾーンがある。
・1番目のゾーンの検出ポイントはターン5の15m先、活性化ポイントはターン7の95m先。
・2番目と3番目のゾーンの検出ポイントはターン9の110m先。
・2番目の活性化ポイントはターン12の155m手前。
・3番目の活性化ポイントはターン14の70m先。

スピードトラップ
カナダのスピードトラップはターン13の250m手前。

サーキットの変更
・ターン10と11の間のドライバー右手側の障壁に破片防止フェンスが追加された。
・ターン13へのアプローチにあるドライバー右手側のコンクリート壁の角度が、インシデントの際に縁石との衝撃を回避するよう修正された。
・ピットレーンの高速レーンの路面が、水平になるよう再舗装された。

タイヤ
カナダGPのタイヤ・コンパウンド

ハード:C3 | ミディアム:C4 | ソフト:C5
2022年F1カナダGPのタイヤ・コンパウンド

FIAレース・スチュワード(4名、その中のレース経験者を紹介)
エマニュエル・ピロ(FIAレース・スチュワード)2022年F1カナダGP

エマニュエル・ピロ
F1ドライバー、ル・マン優勝5回

エマニュエル・ピロは、ほぼ40年に及ぶモータースポーツ・キャリアのなかで、大成功を収めている。特に有名なのは、スポーツカー・レーシングで、ル・マンで5回、デイトナ24時間で1回、セブリング12時間で2回優勝した。さらに、彼はドイツとイタリアのツーリングカー・チャンピオンシップでも優勝しており(後者は2回)、アメリカン・ル・マン・シリーズでは2度チャンピオンになった。ピロは、1989年から1991年までの3シーズンF1に参戦し、最初はベネトン、そして90年から91年スクーデリア・イタリアに在籍した。その後、彼はマクラーレンで4年間テスト・ドライバーを務めた。レース経験者が必ずスチュワードの一員になる規約ができた2010年からエマニュエル・ピロは毎年スチュワードを務め、昨年(2021年)は5レースで務めた。