ザントフォールト・サーキット、オランダ

F1ハイネケン・オランダGPの主催者は、9月にザントフォールト・サーキットで開催されるレースが予定通り行われると発表した。

1985年以来初めて2020年にカレンダーに復帰する予定だったオランダGPは、COVID-19パンデミックにより延期された。その後、今年の夏休み明けの9月に、ベルギーGPとイタリアGPの間で行われるトリプルヘッダーの第2レースとして開催されることになった。

オランダ政府が観客数を制限することでイベント開催を承認したことを受け、13日、グランプリ主催者は3分の2の観客数でレースを予定通り開催すると発表した。

元F1ドライバーで、現在はこのイベントの競技ディレクターを務めるヤン・ラマースは、「わたしからすると、グラスには3分の2も水が残っている。とにかくやってみるだけだ。オランダGPを運営するサーキット・ザントフォールト、SportVibes、TIG Sportsの3社は、オランダにおけるF1の未来に投資することを決めた」と述べた。

「世界最大の『アルティメット・レース・フェスティバル』を開催するという野望を信じることが、今後数年間の最大の目標だ」

「今年は、確かに小さな形ではあるが、ワールドチャンピオンシップの戦いは、スタンドの美しいオレンジ色の雰囲気の中で行われる」

オランダ人ドライバーのマックス・フェルスタッペンは現在、タイトル争いにおいて首位のルイス・ハミルトンを8ポイント差で追いかけており、間違いなく今年の優勝候補である。F1がザントフォールトにやってくれば、サーキットの雰囲気は間違いなく盛り上がるだろう。

-Source: The Official Formula 1 Website