マックス・フェルスタッペンのタイヤがルイス・ハミルトンのヘルメットに当たっている:2021年F1イタリアGP

F1レース・ディレクターのマイケル・マシによると、イタリアGPにおけるマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンとのクラッシュが「異常」であったため、FIAが調査を行うという。

マイケル・マシは、衝突は比較的低速だったが、FIAの安全専門家が調査すると述べた。

このクラッシュでは、フェルスタッペンのレッドブルが縁石から浮き上がり、ハミルトンのメルセデスの上に乗り、リア・ホイールの内側が、保護用のハローを介してハミルトンのヘルメットに当たった。

マックス・フェルスタッペンのマシンがルイス・ハミルトンのマシンに乗り上げる:2021年F1イタリアGP

マックス・フェルスタッペンのタイヤがルイス・ハミルトンのヘルメットに当たっている:2021年F1イタリアGP

ルイス・ハミルトンのF1マシン、マックス・フェルスタッペンがタイヤが乗り上げた後の状態::2021年F1イタリアGP

ルイス・ハミルトンのF1マシン、マックス・フェルスタッペンがタイヤが乗り上げた後の状態::2021年F1イタリアGP

スカイF1は、今回のクラッシュに対して、レースの現場責任者、メルセデスとレッドブルのチーム代表に、それぞれコメントを求めた。

マイケル・マシ

「インシデントというものはそれぞれ異なっているので、必ずしも高いGの衝撃があるとは限らないが、今回は異常なので注目している」

「安全部門がこの件を詳細に調べ、何を学び、将来に向けて何を改善できるか検討する。このようにして、今のような多くの安全機能を備えるようになったのだし、将来に向けて進化し続けていく」

「すべてのデータを収集しているので、すでに情報はすべて持っているが、さらにそれ以外の写真やその途中で入手したその他の情報も、すべて一緒に安全部門に送る」

ハミルトンは、ハローが自分を「救ってくれた」と述べ、動きを止めなかったフェルスタッペンを批判した。フェルスタッペンは、次戦のロシアGPでグリッド3番降格ペナルティを受けた。

メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは、大きな事故を起こさないために、激しいライバル関係の変化を求めているが、マシは、今回の衝突について、ハミルトンとフェルスタッペンと特に話をすることはないと示唆した。

「ふたりはチャンピオンシップで激しい接戦を演じている。素晴らしいドライバーふたりで、ものすごく接戦だ。このような状況になれば、ドライバーはふたりとも、いずれにしろ、いつもより大きなリスクを負うだろう」

「我々の観点では、愚かなことは何もなかった。スチュワードは、他のインシデントの時と全く同じ方法で検討し、一方のドライバーに主な責任があると判断した」

2021年09月13日
フェルスタッペンの「ソチでグリッド3番降格ペナルティ」を詳細解説:F1イタリアGP

トト・ヴォルフ(メルセデス)

「サッカーなら、テクニカル・ファウルだと思う。彼(マックス)はルイスが前の位置を維持すれば、ルイスがレースに勝つとおそらくわかっていたのだろう」

「ターン4ではルイスが減速したが、これは彼が自分より前にルイスがいることがわかっているから、困ったことになった。そして実際にクラッシュが起きたとき、マックスはクラッシュすることがわかっていた」

「我々がこれを正しい方法で管理しなければ、こんなことが続いていくと思う。ふたりはシルバーストンで高速クラッシュをしたし、ここではルイスの頭の上にマックスが乗った。だからこれがどこまで続くのだろう? おそらく次は高速クラッシュしてお互いの上に乗りあげるかもしれない」

クリスチャン・ホーナー(レッドブル)

「マックスには勢いがあった。アウトサイドには十分なスペースがあった。ルイスはターン1に向けて十分なスペースを残したと思う。我々としては、ルイスはおそらくターン2に向けて彼(マックス)を締め出したのだと思う」

「中立の立場をとれば、あれはレーシング・インシデントだったと言えるだろう。でも、マックスは左に逃げることができたとも言えたし、ルイスはもっとスペースを残すべきだったとも言える。どちらか一方に責任を負わせるのは、あのインシデントに関してはとても難しいと思う」

「彼(マックス)にはもう少しスペースを確保する権利があったと思う。トトが、ペナルティ覚悟のファウルだと言ったのは残念だが、あれはレーシング・インシデントだと思うし、有難いことに誰も怪我をしなかった」

-Source: Sky Sports