F1イギリスGP 2022年サーキットガイド/タイヤ/スチュワード

シルバーストン・サーキット:2022年F1イギリスGP

サーキット・データ
シルバーストン・サーキット

全長:5.891km
ラップタイム記録:1分27秒097 (マックス・フェルスタッペン、レッドブル、2020年)
スタートライン/フィニッシュラインのオフセット:0.134km
レース周回数:52
レース距離:306.198km
ピットレーンの速度制限:フリー走行、予選、レースすべて時速80km

DRSゾーン
シルバーストンは2つのDRSゾーンがある。
・1番目のゾーンの検出ポイントはターン3の25m手前、活性化ポイントはターン5の30m先。
・2番目のゾーンの検出ポイントはターン11、活性化ポイントはターン14。

スピードトラップ
シルバーストンのスピードトラップはターン15の140m手前。

サーキットの変更
・ナショナル・ピットレーンの破片防止フェンスが延長された。
・ターン3入口のドライバー右側および出口のドライバー左側に、破片防止フェンスが設置された。
・ターン9およびターン15のランオフエリアが再舗装された。
・ターン16の組み合わせ縁石が短縮された。

タイヤ
イギリスGPのタイヤ・コンパウンド
ハード:C1 | ミディアム:C2 | ソフト:C3

2022年F1イギリスGPのタイヤ・コンパウンド

FIAレース・スチュワード(4名、その中のレース経験者を紹介)
ダニー・サリバン(FIAレース・スチュワード)2022年F1イギリスGP

ダニー・サリバン
1983年F1ドライバー、1985年インディ500優勝、1988年CARTチャンピオン

アメリカ人レーサーのダニー・サリバンは、1983年ブラジルGPでティレルからF1デビューを果たした。彼はF1で1シーズンだけ過ごし、最高結果はモナコGPの5位だった。1984年サリバンは米国に戻りインディカーのキャリアを再び成功させた。彼は、1985年インディアナポリス500における「スピン&ウィン」の優勝がおそらく最も有名である。このとき、彼は首位のマリオ・アンドレッティを抜き、360度のスピンを喫し、その後アンドレッティに再び追いつき追い越し、ボルグワーナー・トロフィーを獲得した。彼は1988年にインディカー・ワールドシリーズのタイトルを勝ちとった。インディカー170戦出走で17回優勝を果たし、1995年にオープンホイールのキャリアから引退した。1994年にはダウアー・ポルシェ962でル・マン24時間に参戦し3位となった。ル・マンには2004年を最後に4回出走した。レース経験者が必ずスチュワードの一員になる規約ができた2010年からサリバンも2020年を除いて毎年スチュワードを務め、今年もすでにマイアミGPで務めている。