F1アゼルバイジャンGP 2023年サーキットガイド/タイヤ/スチュワード

F1アゼルバイジャンGP 2023年サーキットガイド/タイヤ/スチュワード

バクー・シティ・サーキット(バクー市街地コース)2023年F1アゼルバイジャンGP

サーキット・データ
バクー・シティ・サーキット(バクー市街地コース)
全長:6.003km
ラップタイム記録:1分43分009(シャルル・ルクレール、フェラーリ、2019年)
スタートライン/フィニッシュラインのオフセット:0.104km
レース周回数:51
レース距離:306.049km
ピットレーンの速度制限:週末を通してすべて時速80km

DRSゾーン
バクーは2つのDRSゾーンがある。
・1番目のゾーンの検出ポイントはターン2前のSC2ライン、活性化ポイントはターン2の54m先。
・2番目のゾーンの検出ポイントはターン20のアペックス、活性化ポイントはターン20の447m先。

スピードトラップ
バクーのスピードトラップはターン20の210m先。

サーキットの変更
・ターン13からターン16まで、新しいアスファルト舗装が敷設された。
・ピット入口左側に車両用開口部が、ピット出口の左側に2つの開口部が設けられた。ピット出口の右側にあるゲートが、車両用開口部に変更された。ターン14の右側にある車両用開口部がスチール製のゲートに置き換えられた。
・ターン11のアペックスの右側に、湾曲したコンクリート壁が新たに設置された。

タイヤ
アゼルバイジャンGPのタイヤ・コンパウンド
ハード:C3 | ミディアム:C4 | ソフト:C5

FIAレース・スチュワード(4名、その中のレース経験者を紹介)
エンリケ・ベルノルディ:F1ドライバー、チャンプカー、インディカー、WEC、FIA GT1のドライバー

エンリケ・ベルノルディ
F1ドライバー、チャンプカー、インディカー、WEC、FIA GT1のドライバー

ブラジル人ドライバーのエンリケ・ベルノルディは、輝かしいジュニア・キャリアがある。1996年フォーミュラ・ルノー・ヨーロッパで優勝し、1998年イギリスF3チャンピオンシップではマカオで2度表彰台に立ち、総合2位になった。1999年と2000年にF3000に参戦しつつザウバーのテスト・ドライバーを務め、2001年にはアロウズからF1デビューを果たした。1シーズン半でアロウズから29回出走し、最高結果は8位だった。その後BARおよびホンダでテスト・ドライバーを務めたあと、米国のオープン・ホイールのレーシング、ブラジルのストックカーおよびスポーツカーに移った。F1のレース・スチュワードは、2021年から務め、昨年2022年は五つのグランプリで務め、今年もサウジ、オーストラリアに次いで3戦目のレース・スチュワードを務める。