田辺豊治(ホンダ)2021年F1アゼルバイジャンGP予選コメント

田辺豊治(ホンダF1テクニカル・ディレクター)

「今日のアゼルバイジャンGPの予選は、すべてのセッションでクラッシュによる赤旗中断が発生するという難しい状況での戦いになりました。その中で、今季初めてホンダのパワーユニットを搭載する4台がQ3に進出できたことはよかったと思います。両チームとともに昨日の走行データの解析を行って本日のFP3を走行し、その結果からさらにセットアップを煮詰めていくことができた結果です。

Q3の最後に赤旗によりセッションが終了し、マックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレス、ピエール・ガスリーがタイムを更新できなかったことについてはフラストレーションを感じます。角田裕毅のクラッシュがその赤旗の原因となったことは残念ですが、初挑戦となるバクーで初めてのQ3進出を果たすなど、いい走りを見せているので、明日のレースにも期待したいと思います。

狭いストリートコースですので、明日もアクシデントなどにより荒れた展開のレースになる可能性がありますが、4台ともにマシンの速さはあります、チームとともにきっちりと完走して、予選ポジションより上でフィニッシュすることを目指して準備を進めます」

-Source: HondaJP_Live/twitter
2021年06月05日
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2021年06月05日
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