角田裕毅はオランダGPでレッドブルにポイントをもたらした。この日本人レーサーがザントフォールトでの9位入賞を振り返った。

角田裕毅、9位入賞:2025年F1オランダGP

角田裕毅はオランダでついに連続無得点状態を終え、機械的トラブルにもかかわらず9位でフィニッシュした。レッドブルは2台ともトップ10入りを果たし、この日本人レーサーが「特別」と評した一日となった。

5月のイモラで10位入賞以来、レッドブルでポイントを獲得していない角田には、ポイントを獲得し始めなければならないというプレッシャーが高まっていた。そして、チームメイトのマックス・フェルスタッペンよりも古いスペックのマシンに乗っていることや、コンスタントにポイントを獲得していたレーシングブルズのふたりのドライバーの好調ぶりが、彼の状況を悪化させていた。

角田裕毅、9位入賞:2025年F1オランダGP

しかし、角田は夏休み前にようやくマシンをフェルスタッペンと同じ仕様にアップグレードし、ザントフォールトでのフリー走行中ずっとチームメイトと互角のように見えた。

彼の予選は計画通りには進まず(角田はマイアミ以来Q3進出を果たしていない)、トップ10圏外の12番手スタートとなった。しかし、ソフトコンパウンドタイヤでスタートすることを選んだことで、好スタートを切りポイント圏内にまで食い込んだ。

そのため、新しいタイヤに交換するために比較的早いピットストップが必要となり、角田はセーフティカー期間を最大限に活用することができなかった。2回目のセーフティカー出動中に再度ピットインし、ソフトタイヤに交換したが、渋滞に巻き込まれ、C4コンパウンドで22周を走らざるを得なかった。

角田はレース後「セーフティカーが助けにならない場面がたくさんあった。ある時点では15位だったが、2回目のセーフティカーは全く役に立たず、多くの、いや多すぎるほどの難題を与えられた」と語った。

角田裕毅はザントフォールトでポイントを獲得するために、数台のマシンを追い抜く必要があった:2025年F1オランダGP
角田裕毅はザントフォールトでポイントを獲得するために、数台のマシンを追い抜く必要があった。

彼がスロットルマップの問題について不満を述べた後の無線連絡で、彼のレースは危うくさらに混乱しそうになった。チームは、スロットルを40%開けるまでパワーが出ないという問題を回避して運転しなければならないと彼に伝えた。

角田は「最後のスティントでは、まだポイント圏外だったにもかかわらず、大きな問題が発生した。通常であれば、おそらく(F1に参戦して)最初の数年間であれば、諦めるまではいかないものの、速く走る自信を失ってしまうような問題だった」と説明した。

でも僕は集中力を保ち、最終的に9位を獲得できたので本当に嬉しい。そんな状況でも、数台を追い抜くことができた。ただし簡単ではなかった

普通なら、9位はそれほど特別なことではないが、特に7戦のあと、マシンがそのような状況になったため、僕にとっては特別なことで、自信につながった

角田裕毅は5月以来のF1ポイント獲得に満足した:2025年F1オランダGP
角田裕毅は5月以来のF1ポイント獲得に満足した。

角田はシーズン第3戦でレッドブルに加入して以来、わずか9ポイントしか獲得していない。数々の不運に見舞われ、厳しいシーズンを強いられている。チームメイトと同じスペックのRB21を使っていることが、夏休み前のハンガリーGPでの結果には反映されていなかったとはいえ、間違いなく大きな違いをもたらしている。

特にここ3戦はチームが僕を後押しして、マシンのパフォーマンスを向上させるために多くのことを提供してくれたので、それがとても助けになっていると思う

だからチームの多大なサポートに心から感謝している。僕自身もできる限り適応し、ポイントを獲得し、マックスにできる限り近づく時が来たと思っている。さっきも言ったように、僕にとって、これはものすごく必要なことだった... これからも攻め続るつもりだ

-Source: The Official Formula 1 Website