角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)2021年F1アゼルバイジャンGP

角田、引っ越しとバクーでの好成績で気持ちの切り替え

厳しい週末が続き、角田裕毅のルーキーシーズンを取り巻くポジティブな話題は危機に瀕しているように見えた。しかし、アゼルバイジャンGPで好成績を収めた角田は、アプローチの変更とイタリアへの引っ越しによって、シーズンを立て直すことができたと言う。

角田裕毅は、バーレーンでF1デビューを果たしたが、イモラからモナコまでの4戦は無得点に終わった。しかし、アゼルバイジャンGPで初めてQ3に進出し、ターン3で壁に衝突したものの、決勝では自己最高の7位となった(チームメイトのピエール・ガスリーは3位で表彰台に上った)。角田は、考え方を変えたことがパフォーマンスのステップアップにつながったと語った。

角田裕毅

「バクーまでは、何度か難しいレース週末があった。だからこの結果はいい気分だった」

「これまでのレースに比べると、準備がいつもよりかなりよかったし、FP1から用意ができていた」

「バクーの前週、イタリアに引っ越し、ファクトリーでほとんどの時間を過ごし、レースウィーク(レース週)へのアプローチを勉強し、マシンのこれまでの問題を調べた。レースウィークへのアプローチを少し変えることを決め、会話を増やしたので、それがうまく行った」

「予選で初めてQ3に進出した。レースへのアプローチ方法の新しいベースラインができたと思う。全体的な結果はOKだった。リスタートのあと(アルピーヌのフェルナンド・アロンソに)抜かれたが、かなり満足している」

角田裕毅、チームスタッフと7位入賞を喜ぶ集合写真:2021年F1アゼルバイジャンGP
角田裕毅、チームスタッフと7位入賞を喜ぶ集合写真:2021年F1アゼルバイジャンGP

角田裕毅のチーム、アルファタウリのチーム代表フランツ・トストはバクーで、角田にチームのファエンツァ本部に近い場所を勧めて以来、彼に経験させている厳格な管理体制について説明した。今回、角田はイタリアでのライフスタイルを楽しんでいると認めた。

角田裕毅

「気候と食べ物がいい」

「ファクトリーでエンジニアと話す時間も増えた。イタリアへの引っ越しは正しい判断だったし、僕にとって本当にプラスになっている。でもシミュレーターセッションのためにイギリスに戻らなくてはならない」

また角田は、モナコとバクーの手強い市街地レースのあと、今週末ポール・リカール・サーキットで開催されるフランスGPを楽しみにしていると続けた。このトラックは、マシンへのダメージを恐れることなく、アルファタウリAT02を限界まで攻めることができる、大きなランオフエリアがある。

「ポール・リカールはF3で2回走ったことがある。全く初めての経験だったポルトガル、モナコ、バクーとは状況が違う」

「F1マシンで走るのは違ったものになるだろうが、経験はプラスの要素になるだろう」

「かなり平坦なトラックで、過去2レースとは違い壁がない。とても大きなランオフエリアがあるので、限界を見つけるためのアプローチにそれほど慎重にならなくてもよい。セットアップ的には、僕らのマシンが非常によく機能したアゼルバイジャンとは全く違うだろう。低速の直角コーナーがない。あらゆる意味で全く違うトラックだ。楽しみにしているし、またポイント・フィニッシュをしたい」

-Source: The Official Formula 1 Website
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