角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)2021年F1スペインGP予選

アルファタウリは今シーズン、よく知られたドライバー、ピエール・ガスリーと、ルーキーの角田裕毅を起用した。この速い日本人は、今年の開幕戦ですぐにポイントを獲得して、大きな印象を与えた。しかしその後のレースではあまり活躍できていない。彼の行動や発言はまだよくわからないが、荒っぽいことはすでにわかっている。

オランダNOSのF1ポッドキャスト(NOS Formule 1-Podcast)で、彼らはスペインGPを振り返り、角田裕毅に注目した。日本人ドライバーはQ1で脱落し、フラストレーションのため無線で自問自答した。また以前と同じマシンに乗っているのかどうか不思議がっていた。その後彼は謝ったが、これがいつもの角田裕毅であり、楽しめる。

ポルシェ・カレラカップのオランダ人ドライバー、ルディ・ファン・ビューレンは、モナコGPでの「花火」を予想している。容赦ないサーキットのため、攻めすぎることがある角田裕毅にとっては、特にチャレンジになるだろう。ファン・ビューレンは「開幕戦はもちろんとてもよかった。その後は少し難しかった。先週末は、無線で何度か謝っていたね。モナコでは文字通り花火が上がると思う」と語った。

角田裕毅の周囲で花火を予想する理由について質問されたファン・ビューレンは、日本人ドライバーの性格のせいだと説明した。

「彼はひどくおしゃべりで、トラックでもしばしば自分がとても速いことを証明している。F2でもそうだった。『チームメイトにぶつかるべきじゃないし、初戦でぶつかるわけないだろう?』とかね」

「でも、その反面それがあの子の魅力でもある。彼は速いからね。そしてF1に昇格して、シーズンが始まったばかりだ... ふざけているというのは適切な言葉ではないが、先週末の予選では、彼がチームに対して無線でかなり失礼なことを言っていた。それが世界中に放送された。そしてその夜、謝罪が行われたが、彼は二歩後ろに下がる必要があるだろう。あの子は本当に速いから」

角田裕毅が速くて優秀であることは疑いようがないが、彼はあまりに多くを求めている。それが結論である。角田は、あまりに攻めすぎているように見えるので、やや減速する必要がある。彼が攻めすぎている理由は、ガスリーとの差を見て、それを縮めたいと思っているからである。

ファン・ビューレンは「それが問題なんだ。彼はおそらく死に物狂いで攻めているのに、タイムが出ないんだ。ガスリーは同じマシンでQ1で5位、角田が叫んだ時は15位だった。彼は『このマシンは信用できない、理解できない』 そういったことを叫んだ。しかし、常に客観的になって、攻めるべきだ」

-Source: GPblog.com
追記:2021年05月14日
【動画】角田裕毅、暴言の多さを釈明 「ヘルメットをかぶってマシンに乗り込むと... 」
2021年05月08日
F1スペインGP予選 ルイス・ハミルトンPP