2021年F1GP 155

田辺豊治(ホンダF1テクニカル・ディレクター)

「今日のイタリアGPは、レッドブル・レーシング・ホンダのセルジオ・ペレスのみが完走と、我々ホンダ勢にとっては非常に厳しい結果になりました。

9番手からスタートしたぺレスは粘り強く走って3番手でフィニッシュしましたが、レース中に5秒ペナルティを受けたことからレースリザルトとしては5位入賞となりました。コンストラクターズチャンピオンシップを争っているチームにとって、貴重なポイントを持ち帰ってくれました。一方で、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダは2台のマシンともにトラブルを抱え、角田裕毅がスタート前、ピエール・ガスリーがスタート直後にリタイヤすることとなってしまいました。中盤のマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンとの接触により、フェルスタッペンがリタイヤを喫し、ホンダ勢としては3台がリタイヤとなってしまいました。

この先の残る後半戦、まだまだレースは続きます。ここからもチャンピオンシップ獲得に向けては厳しい戦いが続いていきますので、我々はすぐにこの先のレースに向けて準備に入ります。最後に、本日のレースで1-2フィニッシを果たしたかってのパートナーであるマクラーレンに祝福の言葉を贈ります」

-Source: HondaJP_Live/twitter