渡辺康治(ホンダ)長年にわたり応援してくれたファンの皆さまへ

渡辺康治(本田技研工業株式会社 執行職 ブランド・コミュニケーション本部長)

「今回の日本GPの非開催という決定は、状況を考えるとやむを得ないものではありますが、ホンダとしてラストイヤーにホーム・鈴鹿でレースができないことは、本当に残念に感じていいます。今年はレッドブル・レーシング・ホンダ、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダともにいいパフォーマンスを見せていることもあり、何としても鈴鹿サーキットでレースをしたかったというのが本音です。同様に、日本のファンの皆さまも、ホンダ勢の鈴鹿での雄姿と、角田裕毅の母国グランプリデビューを心待ちにされていたのではないかと思っています。今回のスペシャルカラーリング、そしてリアウイングの『ありがとう』のメッセージは、どんなときでも熱い声援を送り続けてくれた皆さまに対する、ホンダと両チームから感謝の想いを込めたプレゼントです。皆さまの悔しい想いを、ほかの何かをもって埋め合わせることは難しいかもしれませんが、今週開催されるトルコGPでは、この特別デザインを施された4台のマシンに皆さまの想いも乗せて、ともに戦いに挑むつもりです。残念ながら場所は鈴鹿ではありませんが、ホンダ勢の走りを存分にお楽しみいただけますと嬉しく思います」

-Source: HondaJP_Live/twitter