レッドブル、トルコGPでホンダのために日本GPカラーリング
レッドブル、トルコGPでホンダのために日本GPカラーリング

レッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリは、ホンダのホームレースとなるはずだった週末に、特別なカラーリングでレースに臨む。

今週末に開催されるF1トルコGPでは、レッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリが、パワーユニット・サプライヤーであるホンダと、レース優勝をもたらした提携を記念して、独自のカラーリングでレースに臨む予定である。これは、ホンダにとって最後のホームレースとなるはずだった鈴鹿で、日本のファンにホンダとの別れを告げる機会を提供するためである。

レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスが乗るレッドブル・ホンダRB16Bは、1965年のメキシコGPでアメリカ人レーサーのリッチー・ギンザーがF1初優勝を飾った伝説のマシン "ホンダRA272" をイメージした白を基調としたカラーリングとなる。また、アルファ・タウリでは、ピエール・ガスリーと角田裕毅が乗るアルファタウリ・ホンダAT02のリアウイングに「ありがとう」の一言が刻まれる。


レッドブルが2018年にホンダとのパートナーシップを開始して以来、ホンダは、レッドブル・レーシングとアルファタウリの両方がF1の表彰台の頂点に立つ手助けをしてきた。レッドブル・レーシングはこれまでに13回の優勝を果たし、アルファタウリは2020年に地元イタリアで記念すべき優勝を果たした。レッドブルとホンダは、これまでに35回の表彰台と11回のポールポジションを獲得している。

クリスチャン・ホーナー(レッドブル・レーシング・ホンダのCEO兼チーム代表)

「我々は、日本のファンの皆様に、鈴鹿というホームグラウンドで、F1におけるホンダとの素晴らしい関係を祝う機会を提供することを楽しみにしていた。しかし、レースがパンデミックの犠牲になってしまったため、ホンダとその素晴らしい母国のファンに敬意を表し、ホンダの伝統をイスタンブールに持ち込むことなく、この週末を過ごすことはできなかった。マシンのために選んだカラーリングは、ホンダの素晴らしいF1への道のりに敬意を表したものであり、今週末、この伝説的なカラーリングでファンに再び勝利をお届けできることを願っている」

渡辺康治(本田技研工業株式会社 執行職 ブランド・コミュニケーション本部長)

「ホンダの社員全員が、日本グランプリが中止になったことを非常に残念に思っているが、この決定の理由を十分に理解し、同意している。我々は、鈴鹿サーキットでレースをすることを強く望んでいた。また、日本のファンが、ホンダにとって鈴鹿での最後のレースと、角田裕毅のホームレースでの走りを特に楽しみにしてくれていたことを感謝している。しかし、世界中のホンダファン、特に日本のファンには、長年のご支援に対する感謝のしるしとして、この特別なカラーリングを受け入れていただきたいと思う」

-Source: Red Bull Racing Honda