
ハンガリーGPで大量ポイント獲得を目指していたシャルル・ルクレールは、1周目でレースを終えてしまい、その望みは叶わなかった。しかし、フェラーリの調査によると、ルクレールのエンジンは「修復不可能なダメージ」を受けていたことが判明したため、ルクレールはさらに苦しむことになった。
ハンガロリンクのウェット・コンディションのレーススタートで、ルクレールはブレーキを遅らせたアストンマーティンのランス・ストロールの犠牲になった。ストロールはターン1内側の芝生に入り、横滑りしてルクレールに当たった。そしてルクレールはマクラーレンのダニエル・リチャルドをスピンさせた。
ルクレールとストロールはレースを継続することができなくなり、ストロールはベルギーGPでグリッド5番降格ペナルティを受けた。しかし、フェラーリのマラネロ本部でエンジンを調査した結果、二度と使えないことがわかり、ルクレールにはもうひとつの罰が待っていた。
フェラーリは声明のなかで「マラネロで実施されたカーナンバー16のSF21の検査の結果、ランス・ストロールのアストンマーティンによる衝撃のあと、クラッシュ損傷に加え、エンジンが修復不可能なダメージを受けており二度と使用できないことがわかった」と述べた。



スタートでルクレールにぶつかるストロール:2021年F1ハンガリーGP
使えなくなったエンジンは、ルクレールの今シーズン2基目のエンジンだった。つまり、ベルギーGPで3基目のエンジンを搭載しても、ペナルティは受けない。
しかし、フェラーリは、ルクレールがシーズン末までに4基目のエンジンを使用することになった場合、グリッド降格ペナルティを受けるという見通しに不満を抱く一方で、現在のコスト制限の環境においては、クラッシュによる財政的影響を考慮する必要があった。
声明は「これはスクーデリア・フェラーリとモナコ出身のドライバーにとって、さらなる打撃となる」と続けている。
「今シーズン、レース週末が12回残っていることを考えると、このダメージは財政的影響とレーシング上の影響がある。チームがシャルルのSF21に4基目のICE(内燃エンジン)を搭載しなければならない可能性が高く、その結果、グリッド降格ペナルティを受ける可能性がある」
-Source: The Official Formula 1 Website
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