
2022年シーズンのドライバーラインナップ
今年はこれまでのところ、成功しているシーズンと思われるが、ピエール・ガスリーと角田裕毅のコンビは、トラック内外で良好な関係を築いてきた。スクーデリア・アルファタウリは、2022年のFIA F1シーズンに両ドライバーが残留することと発表した。
2022年規約の導入によるF1の新時代に向けて、一貫性と安定性は非常に重要である。チームは、2021年の時点ですでにうまくいっている現在のペアが、よい結果をもたらすことができると信じている。ピエールは、今シーズンはチームリーダーを務めながら、非常に力強いパフォーマンスを見せ、すでに表彰台に立ち、ドライバーズランキングでもトップ10以内に入っている。一方、日本人ドライバーとして初めてF1デビュー戦でポイントを獲得した裕毅は、新たなチャレンジのためにステップアップし、ルーキーとして急激な学習曲線を続けている。2021年シーズンの残りに向けて、スクーデリア・アルファタウリは、これまでの全レースでポイントを獲得している唯一のチームとして、総合5位をめぐる厳しい戦いに焦点を当てている。

ピエール・ガスリー
「2017年に初めてアルファタウリに加わって以来、チームとしての進歩を目の当たりにしてきたので、アルファタウリと一緒にF1をもう1シーズン戦うことをとても嬉しく思う。今シーズン、これまで僕らが見せてきたパフォーマンスを考えると、今シーズンの残りと、チャンピオンシップが変わる2022年に、素晴らしいことが達成できると思う。F1の新時代に何が達成できるか、そして、チームの順位を上げることができるよう、チームと仕事を続けることに、とても興奮している。今年は、これまで非常に成功しているので、2022年はさらに良い結果をあげるために、協力できると本当にと信じている」

角田裕毅
「スクーデリア・アルファタウリで2シーズン目を迎えることに、とても興奮している。素晴らしいチャンスであり、僕がF1での経験を重ねられるようにしてくれるチームとマルコ博士にとても感謝している。ピエールとはとてもいい関係で、今年は彼から多くのことを学んできた。彼の経験のおかげで、僕は自分のスキルアップにも役立っているので、彼と一緒にF1の旅を続けるのは素晴らしい。最近ファエンツァに引っ越したので、チームにとてもなじんだように感じていて、来シーズンを楽しみにしている」

フランツ・トスト
「スクーデリア・アルファタウリの両ドライバーを2022年シーズンも残留させることを、今日発表できて嬉しい。ここ数年のピエールの成長は印象的で、チームにいる間に表彰台のすべての台に立つことができた。2019年ブラジルの2位に始まり、2020年モンツァの地元レースで優勝、今年はすでにバクーで3位になった。まだまだ活躍してくれると信じている。だからこそ、彼がもう1シーズン留まることに興奮している。さらに、彼はF1での経験を利用して、裕毅の成長を助けている。今年、ふたりの間には前向きな関係が生まれ、トラック内では競争、トラック外では友情という関係はチームにとって有効であることが証明された。裕毅は、ルーキーとしてチームに加わり、毎日学習を続けている。エンジニアからのフィードバックから、彼が与えられた情報をすべて吸収して成長していることがわかる。ルーキーとして、裕毅は旅を始めたばかりなので、私たちが一緒に始めたことを彼が継続できるのはよいことだ。このようにシーズンの早い段階で、ドライバーラインアップを確保できたことは素晴らしい。これで、激しい中段争いをしている2021年の残りに集中することができる」
-Source: Scuderia Alphatauri
all set for @F1 2022! 🤙 pic.twitter.com/WfvEYzTksQ
— Scuderia AlphaTauri (@AlphaTauriF1) September 7, 2021